世界一周に関する情報と東京での日常を綴る根本大樹のブログ。

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ソマリランドからジブチへ|ジブチに入国して3分後、イスラム風の男に襲われ右手を負傷

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ジブチの海

ソマリランドのハルゲイサからジブチ国境行きのランドクルーザーは21時に出発し、今まで経験した事もないような悪路をひたすら8時間走り続けた。

夜が明けた朝5時頃、ようやく凸凹の少ない、かろうじて「道」と呼べるようなとこを走るようになった。

気温がグングン上がり続ける中、国境に向けて爆走を続ける。

 ソマリランドとジブチの国境の街

360度見渡す限り砂漠が続く中、わずかに残されている轍の上を永遠と走り続ける。

ジブチ行きランドクルーザー  

2016年1月17日動画追加↓

 

結局21時に出発したランドクルーザーは15時間かけて翌日昼12頃に国境の街に到着。

ソマリランドとジブチの国境  

「ここでフィニッシュだ」と車を降ろされると、目の前には「海」らしきものが見えた。

もしこれが海だとすれば、出発地である沖縄以来、約3ヶ月振りの海となる。

ソマリランドとジブチの国境  

そばに行ってみると、そこにあったのはやはり海。2年前に行った、エジプトのダハブ以来となる「紅海」だ。

しかし海岸はゴミだらけ、水の透明度は良いようにも思えるが、なんせゴミがたくさん浮いていてとても入る気にはなれなかった。

ソマリランドとジブチの国境  

が、どうやらジブチとの国境はちょうど昼休みに入ったようで12時から16時まで閉まっているとの事・・・

なんで昼休み前に到着出来るような余裕を持ったスケジュールを組まないのか!

あと2時間でも早く出発するようにすれば間に合うのに!  

15時間の道中ひどい揺れでまったく眠れず、体力的にかなり限界に来ていた事もあってか、ちょっとイライラしてしまったのを覚えてる。  

旅中は極力イライラしないように心がけている。

イライラしている時間は全てが面白くなくてハッキリ言って「無駄」

そんな無駄な時間は僕の旅には無用。なんとか自分をコントロールして平常心を保ち、楽しい時間を取り戻すべき。

 

こういう時に旅の出発前に京都で過ごした修行とも言える12日間が役に立つ。

このブログでも紹介した「ヴィパッサナー瞑想」だ。

詳しくはこちら→泣いた!10日間目を合わせたり話したりする事が出来ないヴィパッサナー瞑想体験談

 

気分転換の為にも、この汚い海で約3時間ほど昼寝をする事にした。

・・・が、暑過ぎるのと、無数のハエが顔を中心に集ってくるのでクッソ眠いのに眠れず。。。

余計にイライラしそうな気持ちを抑えて、あの時の瞑想を思い出し「無」になるように心がけた。  

 

・・・が、こんな状態で「無」になれる訳は無い。笑

あれ以来、一切瞑想をしていないし、あの異常とも言える環境でないと瞑想なんてそう簡単に出来るもんでもない。  

 

話を戻して16時頃になると、ジブチ側で国境の開門を待っていたと思われる人々がたくさんソマリランド側に入って来た。

このショボイのが国境。

ソマリランドとジブチの国境

ジブチに入国して3分後、イスラム風の男に襲われ右手を負傷

ソマリランド側イミグレーションオフィスで出国手続きを済ませ、ジブチ側のイミグレーションオフィスへ向けてトコトコと歩いていた。

同じようにジブチ側に抜ける人は数人いたが、僕より先に出国手続きを済ませ、周りに人はいなかった。  

その時、前方から大きな石を投げるように構えたイスラム風の「男」がこっちに真っすぐ向かってくる。

 

嫌な予感。

ちょうど数mという所まで近寄った時に、意味の分からない言葉を叫びながら、その石を僕に投げるような素振りを見せた。  

幸い近くに1人だけ人がいて、静止してくれた。

「なぜアイツは俺を狙ったんだ?!」と静止してくれた男に聞くと 「イスラミックなんとかだ、相手にするな早く先へ行け」と言われた。

かなりドキドキした瞬間だった。このドキドキは2ヶ月前のカイロでの強盗事件以来だ。  

後ろを気にしながら先に進むと、そいつが石を持ったままこっちへ走ってくる!

 

やばい、どうするか。

静止してくれた男は逆方向に行ってしまい、周りに人は誰もいない。

逃げようにも20kgの荷物を背負ったままでは走れない。

しかしパソコンやカメラなど数十万円相当が入ったバックを置いて逃げる訳にもいかない。  

仕方なくバックパックを盾に身構えた。

男は構わず石を投げて来た。 幸い僕には届かず目の前に落ちる。  

男はさらに僕に近付き、突然の前蹴り! 僕はとっさに右手でガード!   するとさらにもう一発前蹴り! これには僕も切れた。  

僕は訳の分からない事を叫んでいる相手に対し、同じように訳の分からない事を叫んだ!

 

「$%*)(*&#@&)(*:”」!!!!! 「>}_(&%#^$!)(?:”」!!!!!!  

すると相手はおとなしく去って行った・・・。

 

僕は右手に軽傷を負うだけで済んだ。良かった。これで終わって良かったんだ。  

・・・これが僕のジブチの第一印象。 最悪のスタートだった。

しかもまだジブチの入国手続きすら済ませていないというのに。  

ジブチ側イミグレーションオフィスに着くと、担当職員が右手から滲む血を見て「どうしたんだ?」と聞く。

経緯を説明すると「この辺はおかしなやつがいるから気を付けるように」っと。。。

それだけかよ、、怪我してるのに。  

 

手続きを済ませてジブチシティーに向かう乗り合いタクシーを探す。

1台目は3ドルと言われ、値引き交渉をしているうちに嫌なら乗らないで良い、みたいな感じで先に行ってしまった。

次に見付けた乗り合いタクシーは今日の最終便だと言われ、言い値は10ドル。

「は!高過ぎるだろう!」と3ドルにするように交渉するが、なら乗らなくても良いみたいな感じ。周りにもうほとんど人がいなくて確かにこれが最終っぽかった。

10ドル支払う代わりに目星を付けていた「ダルエスサラームホテル」の目の前で降ろしてくれと交渉するとOKだったので乗車した。

そして夕方18時を回った頃ようやくホテルに到着したのである。  

この国境は特別危ないという情報があった訳ではないので完全に油断していた。

しかしここはアフリカ。しかもソマリランドと言う得体の知れない国との国境。

改めて油断は禁物、人気の無い場所での危険性について再認識する事となった。

ジブチシティーの宿

ジブチシティーでも、ロンプラに載っている一番安いホテルを選んだ。その名も「ダルエスサラームホテル」

ダルエスサラームホテル  

ジブチシティーには安いホテルが無いという事で有名で、このホテルも一番安いとはいえ6000フラン(3695円)もする。

こんなに高い宿に泊まったのは記憶の中でスイスだけだ。  

そんなに良いホテルなのか?と言うと、そうでもない。 部屋は綺麗だし、シャワー、トイレ付き。エアコンは寒い位まで冷える。

冷蔵庫も水がシャーベット状になるまで良く冷える。

Wi-Fiもサクサクで部屋でも使える。

しかしこの程度なら通常1000円~2000円がいいとこ。

ダルエスサラームホテル  

これにはジブチという国の背景に理由があるようで、ジブチへの年間観光客数はたったの5万人らしい。

ちょうど東京ドームの満席がそれくらいなので想像しやすいと思う。

これはかなり少ない数字のようで、それ故にホテルが少なくホテル間の競争も生まれない。

またジブチはもともとフランス領だった為、フランスを中心としたヨーロッパの人々がバカンスに訪れる為、どちらかと言うと高級ホテルの方が需要があるのだろう。  

ビザ代だけでも85ドルもかかっているのに、宿代が1日3695円となれば3泊するのが限界だった。  

2日目に安宿を探し回っていたところ、もっと安いホテルを見付けた。

「BANDIR HOTEL」というホテルで、 3500フラン(2155円)、トイレ、シャワー共同だが部屋は全然OKのレベル。しかもWi-Fiもサクサク。

アフリカンクウォーターの安宿  

こっちのホテルに引っ越す事も考えたが1泊の為に荷物をまとめて引っ越すのが億劫でここには泊まらなかった。

ソマリランドの時もそうだったけど、ロンプラって意外と安宿が載ってないんだね・・・その辺は歩き方の方が助かるな。

  【ジブチシティーの地図】

赤・・・ホテルダルエスサラーム
青・・・HOTEL BANDIR
緑・・・旅行会社
黄・・・ディレダワ行きバスチケットオフィス
赤枠・・・ヨーロピアンクウォーター
青枠・・・アフリカンクウォーター

ジブチの変わった食べ物

ホテルのチェックインを済ませたあと、腹がペコペコだったので夜飯を食べに出た。

こんな時は自分の匂いセンサーをフル稼働させて美味しそうなものを見付ける。そして着いたのがこのレストラン。

ヨーロピアンクウォーターの食堂  

軒先で大きな鉄板でジュージュー音を立てて何かを焼いていた。

ジブチのご飯  

クレープのような生地を長方形に伸ばし、その上に薄く伸ばした卵焼き、チキン、ポテト、たまねぎ、トマトなどなどを乗っけている。

ジブチのご飯  

こ、これは美味そう!!! これは何かと聞くと「スペシャルだ」との事。。。全然分からん。

値段を聞くと1000フラン(616円)。え、意外と高い・・・。

宿代が高いだけに、出来れば節約したいところ。

 

「スペシャルじゃなくてスタンダードはないの?」と聞くと400フラン(246円)との事。

「決まり!スタンダードで!」   そして出て来たのがこちら。

ジブチのご飯  

え・・、なにこれ。さっきのとぜんぜん違う。

バナナにポテトにレタスに激辛ソースに、隠れて見えないけど良く分からない穀物が入っていた。

味は・・微妙でした。。

 

翌日、どうしてもあのスペシャルな奴が食べたくてリベンジしに行った。

また同じお兄ちゃん。お兄ちゃんは「美味しかっただろうアレ!」みたいな事をドヤ顔で言う。

「・・・う、うん。美味しかったから今日はスペシャルにしちゃおうかな♡」  

そしてスペシャル登場!これよこれ!スタンダードとの差は何?!全く別の食べ物だと思うんですが。笑

ジブチのご飯  

これは美味かった。しかもすんげーボリューム!食べきれずにお持ち帰り用パックに詰めてもらって残りは宿で食べた☆

ジブチのご飯

ジブチシティーの砂浜に行ってみる!

2日目は昼近くまで寝て、昼過ぎに地図に載っていた砂浜らしきとこに行ってみる事にした。  

綺麗に整備された道路をひたすら歩く。ホテルを出て最初の印象は「暑い!」 スーダン並の暑さ。

調べて見ると最高気温は50度を超える事もあるようで、年間を通した最高気温が世界で一番高い国だとか。  

暑過ぎるせいか、昼過ぎには人影はほとんどなくまるでゴーストタウン。

ヨーロピアンクウォーター  

現在は廃線となっているジブチとエチオピアを結ぶ線路の上を歩く。

ジブチの海  

砂浜に到着!しかも海水浴をしている人もたくさんいる☆

ジブチの海  

イスラムの国だけど、男は上半身裸になって海水浴を楽しんでいる。女性はもちろん着衣のまま。

ジブチの海  

水は綺麗とは言えないけど、なんか久しぶり海水浴が出来るようなビーチに来れて前日の嫌な思いが晴れる。 やはり海の力は偉大なり☆

ジブチの海  

僕も海水浴を楽しみたいところだけど・・・1人旅というのはこういう時に困る。

信頼して荷物を預けれる人がいないから、海に入る事ができないのだ。。。

仕方なく海辺をブラブラして満足する事にした。

ジブチの海

物価の高いヨーロピアンクウォーター

上の地図に書いた通り、ジブチシティーには「ヨーロピアンクウォーター」と「アフリカンクウォーター」という2つの地域が存在する。

名前から受ける印象通り、ヨーロピアン・・の方は物価が高く、街も綺麗。

アフリカン・・の方は物価が安く街は汚い。

まずはヨーロピアンクウォーターの方から書きたいと思う。  

道は碁盤の目のようにしっかり整備、舗装され、ゴミもあまり落ちていない。

ヨーロピアンクウォーター  

ここはヨーロピアンクウォーターの中心部「メネリク広場」。歩いていると嫌でもここに辿り着く。

ヨーロピアンクウォーター  

こちらはそのすぐ近くの「ラガード広場」

ヨーロピアンクウォーター  

広場の真ん中は木陰になっていてベンチもあるので一休みできる。

ヨーロピアンクウォーター  

歩いているとたくさんのジューススタンドを見かける。

サイズの表記は「PETIT」「GRAND」、フランス語だ。

先にも書いた通りジブチはもともとフランス領だった為、多くの人々がフランス語を話す。逆に英語はほとんど通じない。

しかし識字率がとても低いようでメニューなどで指を差しても発音しないと理解してくれない事がたまにあった。

フレッシュジュース屋  

メニューが豊富だったので、飲みたいものをいくつか言ったが、どれも無いとの事。笑

結局、上にぶら下がっているものしかないそうで、オレンジジュースのPETITを頼んだ。

200フラン(123円)。

残念ながらジューススタンドのお姉ちゃんは撮影拒否。やっぱりイスラム国だなー。

フレッシュジュース屋  

しかしイスラム国とは言うものの、テラスでビールを飲める店がある☆

しかしビールはエチオピアで最もポピュラーな「St.Georg Beer」か「ハイネケン」。ビールの製造はしていないようだ。

エチオピアなら80円程で飲めるこのビールが、ここでは1000フラン(616円)もする!高過ぎるけど・・ビール飲みたいす。

ジブチで飲んだビール  

これまでの写真の通り、昼間は本当に人が少ない。

それもそのはず、商店やレストラン、一般の会社までもが暑過ぎる為に14時で終わってしまう。その代わり朝は通常より早いようだ。

そして一部の商店、レストランは暑さのピークを越えた17時を過ぎると再び店を開ける。

その為、街が賑わい始めるのは完全に日が暮れてから。  

次の写真はヨーロピアンクウォーターとアフリカンクウォーターのちょうど境目部分。日も暮れてちょうど賑わい始めたところ。

アフリカンクウォーター  

完全に日が暮れた頃になると、ヨーロピアンクウォーターのメインストリートはネオン街となる。

BARやCLUBがたくさんあり、深夜まで大音量で音楽が流れる。もちろんビールも飲める。

ヨーロピアンクウォーター  

これが「ヨーロピアンクウォーター」

フランス領だった事もあり欧米っぽい雰囲気が多少感じられるものの、欧米人の姿を見かけたのは両手で数えられる位。

きっと旅行シーズンにはたくさんの欧米人で賑わうんだろうと思う。  

では今日はここまで。次回はアフリカンクウォーターを中心に書く予定です☆  

 

【10月16日から10月17日の出費】
100ジブチフラン=60円
10/16
乗り合いタクシー(国境→ホテル) 10$
ホテル(ダルエスサラーム) 6000
謎の食べ物、コーラ 500
水1.5ℓ 120
合計 6620=4077円+10$

10/17
ホテル(ダルエスサラーム) 6000
フレッシュジュース 200
ミニバス 200
コーラ 100
スペシャルな食べ物、コーラ 1100
コーラ 100
合計 7700=4620円

 

 




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このブログを書いている人

名前:根本大樹
誕生日:1982年3月6日(34歳)
血液型:O型
出身地:神奈川県横浜市
居住地:東京都渋谷区恵比寿
訪問国数:80カ国





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