28Dec
アルバミンチに到着して早々、前回の記事に書いたレンズ盗難事件に遭う。
まーレンズは結局戻って来た訳だけど、とても気分の悪い思いをした。
そんな気持ちをなんとなく引きずったまま翌日を迎え、この日はアルバミンチから日帰りで行ける「ドルゼ村」に向かった。
ドルゼ村には「ドルゼ族」と呼ばれる人々が住んでおり、これから始まるエチオピア南部少数民族巡りのトップバッターだ。
今後の民族巡りにおいてとても重要な事がある。
それはその村で開かれる「マーケット」が何曜日かという事。
なぜマーケットの曜日が重要になるかと言うと、民族の住居は村の周囲に点在しているので、それを全て訪問するのは困難だ。
しかしマーケットは通常週に1~2回しかないので、マーケットの日は民族が集まり、たくさんの人々に会えるのである☆
ドルゼ村のマーケットは月曜日。この日はもちろん月曜日☆
これに合わせてアルバミンチに来た訳です。
ではこれから何編にも続く「エチオピア南部少数民族巡り」の第一弾「ドルゼ族」をどうぞ☆
目次
アルバミンチからドルゼ村へ
ドルゼ村までのバスは1日数本出ていて満席になり次第出発(片道21ブル=116円、所要約1時間30分)
街にはドルゼ村の自称ガイドがたくさんいて声を掛けて来る。
バスは早朝に1本しかないからツアーの方が良い、とか、バイクで連れていってやる、とか行って高いお金を請求する訳だけど、騙されずに自分で行きましょう☆
発車したバスは山道をグングン登っていく。途中の景色は最高!アルバミンチの街全体の他「チャモ湖」と「アバヤ湖」も見渡せる。
途中、バナナ売りのおばちゃん達がいるんだけど
このバナナめちゃくちゃ美味いです!!
甘くて香り豊かで最強!1本1ブル(5.5円)なので是非買ってみてください☆
バスは1時間半ほど走りドルゼ村に到着。
やってますね~、マーケット!だいたい10時頃~16時位までやっているみたいです☆
バスを降りてマーケットに直行しようとすると、待ってました!とばかりに自称ガイドが集まってきます。
マーケットには入場料がかかるからオフィスに来いと。これ、シカトしているとずっと着いて来るし写真も撮らせてもらえません。
なので仕方なくオフィスへ。一応オフィスはありました。
彼らに最低限支払わなければならないのは入村料とマーケット入場料。さらにドルゼ族の集落を案内してもらいたい場合はガイド料が加わる。
どうせならドルゼ族の集落も見たかったので、それで交渉を始めた。
確か言い値は400ブルとかだったと思う。で決着着いたのが”確か”150ブルか200ブル(825円か1100円)だったと思う。
いつもならブログ用に必ずメモを残してあるんですが・・・忘れてしまったようで抜けていました。汗
ドルゼ族の集落へ
で、まずは集落へと案内してもらう。
人が集まるマーケットを背に、あまり人気の無い道を進む。
集落へ行く途中にいた、元気過ぎるガキんちょ達☆
しばらく進むと見えて来るこの民家?に案内してくれました。
でん!!これぞドルゼ族の伝統家屋!!
「象の鼻」を模しているそうで、竹とエンセーテ(偽バナナの木)から作られています。
象の鼻?横から見るとなんとなく分かるような、、分からないような。
ところでエンセーテ(偽バナナの木)ってなんでしょう??
Wikipedia先生に教えてもらいましょう。
エンセーテは、バショウ科エンセーテ属に属する植物。エチオピアバナナ、アビシニアバナナ、アビシニアバショウ、ニセバナナとも呼ばれる。エチオピア南部の諸民族にとって重要な食糧作物であり、主食となっている。エンセーテ属には観葉植物は多いが、食用とされているのはほとんどこの種のみである。
エンセーテは多年生の植物であり、6m程度まで成長する。バナナに良く似た外観だが、バナナと違って実は大きくならず、代わりに茎がずっと太くなる。この茎と根茎にデンプンが多量に含まれ、エンセーテの主要可食部となっている。
という事で、本当に「偽バナナの木」と呼ばれているんですね。ガイドも英語で「フェイクバナナ」って言ってました。
そしてこれが家屋の中。フラッシュを炊かないと真っ暗で何も見えません。
天井高くまで竹が編み込まれていました。
そしてすぐ隣にもう1つ、少し小さめの家屋が。
家屋の中では織物をしてました☆
もちろん「買わないか?」とセールスされましたが、丁重にお断り致しました。
次に偽バナナの木からデンプンを取り出すところを見せてくれた。
二人は兄弟なのかな。生い茂る「偽バナナの木」の下で。
別の人のブログでは、偽バナナの木で作ったなんだかを食べさせてもらったとか書いてあったんですが、それは無かったです。
あまり値切るとサービスも悪くなるんでしょうね・・相場が分からないから難しい。
けど最初はムスっとしていたお姉ちゃんも、慣れて来たら笑顔を見せてくれました。
おばちゃんは明るくて可愛いんだけど恥ずかしがり屋で、カメラを向けた瞬間真顔になっちゃう。笑
二人の笑顔の瞬間をなんとか撮れました☆
そして次はマーケットへ。
来た道とは違う道を歩き、急坂を登って行きます。おばあちゃん大変そう・・・
ドルゼ族の集まるマーケット
マーケットに戻って来ました☆
ガイドはさらさら~と概要を説明し「じゃーあとは自由に回ってOKだし写真も自由だから~」と言ってガイド終了。。。
まー1人で回る方が気楽でいいや。
最初に驚いたのはドルゼ族はシーシャ(水タバコ)を吸うという事!
中東で多く見かけるあのシーシャとは全く形が違いますけど。
この長~い竹を加えて吸うんですね。
形は違うけど仕組みは一緒。陶器の中にはしっかり水が入ってました。
そしてこの家畜のクソみたいのがフレーバー。笑
クソだけにクソでかい。。。
吸わせてもらったけど、、、正直、まずい煙を吸っている感じだった。
けどみんな吸ってるし、好きなんでしょうね~。このまずい煙が。
個人的にシーシャが好きなのでちょっとシーシャの写真を多めに選び過ぎましたね。。
で次に目に止まったのがこのオレンジ色した液体!
みんな「ローカルビール」と呼んでました。ノンアルコールのようですが。
もちろんこれも試しました!たった3ブル(16.5円)で1杯飲めます。
が、、クソまずくて僕には2口が限界でした・・。なんでこんなの飲むんでしょう・・。
という事で今回はここまで☆
マーケットの写真はまだまだあるので次に続きます!次回もお楽しみに☆
関連記事
コメント
-
2015年 1月 06日トラックバック:ドルゼ村|ドルゼ族の月曜マーケット☆
大樹さん、こんにちは。いつもブログ楽しみにしています。カイロで犯罪に巻き込まれた時は大変でしたね。ツイッターでdaiki55.conのブログの事を知りました。いつも、世界一周のボタン押しています。健康に気をつけ旅行楽しんでください。
コメントありがとうございます!はい、カイロの時は大変でした。
ボタンクリックありがとうございます。
今後もよろしくお願いします☆