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ダナキル砂漠4/6|世界一過酷な土地アサレ湖の岩塩採掘現場と壮絶なラクダのキャラバン!

アサレ湖の岩塩採掘現場

まだまだダナキル砂漠ツアーの2日目。

ダロール火山→ソルトマウンテン(塩の奇岩群)→硫黄泉(赤い泉)

に続き、次に目指したのはアサレ湖の岩塩採掘現場。

アサレ湖は塩湖の為、ここで岩塩を採掘し約60kmも離れた街までラクダを使って運びます。

日本では絶対に見る事の出来ない何十頭と続くラクダのキャラバンは壮絶です!!

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目次

アサレ湖の岩塩採掘現場

硫黄泉から車を走らせる事30分~1時間。

辺り一面が真っ白な風景へと変わる。これは雪ではなく全て岩塩。約1.5m程の六角形の形をした結晶になっている。

アサレ湖

 

地平線まで続く岩塩の上をひた走り、岩塩採掘現場へと到着する。

アサレ湖の塩の採掘

 

ここには、岩塩の運搬を担当する無数のラクダやロバが待機している。

アサレ湖の塩の採掘

 

完全に乾いた状態の岩塩層は厚さが約30cm程。

そこに斧で割れ目を入れ、木の棒を差し込みテコの原理で剥ぎ取って行く。この作業をする人を「ホコロ」と呼ぶ。

アサレ湖の塩の採掘

 

これが中々大変そうで、全体重をかけて、時には数人で作業を行っていた。

アサレ湖の塩の採掘

 

剥ぎ取った岩塩は市場で売買されるのにちょうど良い大きさに整えられる。この作業をする人を「ハデリ」と呼ぶ。

ハデリはほとんどが10年以上の熟練工で、どのハデリが整えても重さ6.5kg程になると言う。計りは一切使わない。

アサレ湖の塩の採掘

 

前の記事でも書いたけど、アサレ湖周辺は世界一過酷で暑い土地。写真では伝わらないけど、夏の気温は50度以上、冬でも40度以上になる。

そんな中、1人のハデリにつき1日約200枚もの岩塩を成型する。彼らはあまりの過酷さゆえに週に2回程しか働く事が出来ない。

アサレ湖の塩の採掘

 

整えられた板状の岩塩はラクダに積みやすくする為に、ロープでまとめられる。

アサレ湖の塩の採掘

 

作業が終わるのを、大人しく待つラクダ。

アサレ湖の塩の採掘

 

このあとラクダ達は、1頭につき150kg~200kgという量の岩塩を背負い約60kmもの道を歩く事を分かっているのかな・・・

アサレ湖の塩の採掘

 

「あああああ、このクソ暑いなか人間達はこき使い過ぎだぜ~。やってらんね~、誰か助けてくれ~ぃ!」

アサレ湖の塩の採掘

 

僕にはそう聞こえましたね・・・。

そんな事を思いながらラクダを見ていると、つい「可愛そうだなー」と思ってしまう。

ラクダ

 

だってさー、こんな可愛いんだよ、ラクダ。

ラクダ

 

ちょっと不細工なところがまた可愛くて。

ラクダ

 

たまにダラダラとヨダレを垂らすのも可愛い。すっげ~臭そうなヨダレなんだけどねw

アサレ湖の塩の採掘

 

長い道のりだけど、頑張ってな!ラクダちゃん!

アサレ湖の塩の採掘

 

あ、あとラクダほど多くはないけど「ロバ」も大人しく待ってたよ。

ロバ

 

良く見ると足をロープで繋がれてるんだけどね・・。苦笑

ロバはラクダの半分、75kg~100kg程の岩塩を背負うとか。どのロバもうな垂れているのは気のせいか・・・。

壮絶なラクダのキャラバン!

採掘作業が終わり、板状の岩塩をラクダに積み上げると、何60km離れた街に向けて2日間のキャラバンが始まる。

ラクダのキャラバン

 

どこまでも続く長~いキャラバン。ここで岩塩を運ぶラクダの数は1500頭に及ぶと言う。

ラクダのキャラバン

 

良く見ると先頭には数頭のロバがいて後ろにラクダが続く。

ラクダのキャラバン

 

ラクダが大変なのは間違いないけど、一緒に歩く人もどれだけ大変な事か・・

ラクダのキャラバン

 

道路が整備されたおかげで、昔に比べれば今は数段楽になったらしい。

一昔前は海抜マイナス116mのアサレ湖から海抜2000mのメケレの街まで、高低差2100mの悪路を1週間~2週間かけて運ぶ過酷なキャラバンだったとか。

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キャンプサイトでランチタイム

岩塩採掘現場を見たあとは前日に泊まったキャンプサイトへ戻る。

ベースキャンプ

 

ランチを済ませ、すぐに出発するのかと思えば、夕方まで休憩らしい。

こんな暑くて何もないところで4時間近くも休憩する事になった・・・。

 

ガイドに「何か冷たい飲み物が飲める場所はないか?」と聞くと冷蔵庫のある店があるとの事でそこで休憩する事に。

ベースキャンプ

 

冷たいコーラに冷たいスパークリングウォーター。いつも飲んでいた当たり前のもの。

ここでは、冷たい飲み物を飲めるという事がどれだけ幸せな事なのかを実感した。

 

冷たいものを飲み終わり、この店で昼寝をしているとパンを作っているところを見せてくれるとの事で、隣接する小さな小屋を訪れた。

ベースキャンプ

 

これがパンの生地。

チャパティ

 

これを、まーるく平べったい形にして

チャパティ

 

薪で熱々に熱された鉄板の上で焼き上げる。

チャパティ

 

そして出来上がったパンを食べさせてくれた。

冷めてしまうと大して美味しいとは思わないパンも、出来たてだと甘みがあってめちゃくちゃ美味しかった!

 

おやつ代わりのパンも食べ終わった夕方の5時前、この長い長い2日目の最後のアクティビティが始まる。

次は先ほどの「アサレ湖」に戻り夕陽を見に行くのだとか。しかし先ほどの岩塩採掘をしている、乾ききったアサレ湖ではない。

薄~く水が張っている場所があるそうで、そこに夕陽を見に行くらしい。

 

南米のボリビアにある「ウユニ塩湖」は雨期になると一面に水が張り想像を絶する美しい景色が見れる事で有名な場所だけど、運が良ければ、それにも負けない美しい景色が見れる事もあるらしい!

どんな景色が見れたのか?!次の記事をお楽しみに~☆

 










 

 

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