17Jan
トゥルミで知り合った日本人バックパッカー達のランドクルーザーに乗せてもらい、ようやく「ジンカ」へと辿り着いた。ジンカに来た目的はエチオピア南部少数民族巡りの中でも最大の知名度・インパクトを誇る「ムルシ族」に会う為だ。おそらくムルシ族の事は一度くらいテレビなどで見た事があると思う。「唇に大きな穴を空け、そこにお皿をはめ込む」という異様な慣習を持っている。
僕だけでなく、ここまで一緒に来た他の日本人バックパッカーも翌朝「ムルシ族」の集落を訪問する予定だと言う。当初トゥルミからジンカまで乗せてもらうだけだったが、ムルシ族の集落訪問も同行させてもらえる事になった。
目次
アリ族の集落を訪問
ムルシ族の集落訪問は翌朝という事で、ジンカに到着し「GOH HOTEL(ゴーホテル)」にチェックインしたあと「アリ族」の集落を訪問する事になった。
とその前に、前回の記事で写真のなかった「ひろよさん」を先に紹介。たくさんの子供に囲まれているのが「ひろよさん」残念、後ろ姿・・。
と思ったけど、辛うじて写っているのがありました。一番奥の方に写っているのが「ひろよさん」です。
で、念のため今回も紹介しておくと手前の後ろ姿で写っている一番左が「ひとし君」、その隣が「まさと君」、一番右の赤ちゃんをおんぶしているのが「あさみちゃん」です。
やっかいな事に、彼らはこの記事で紹介する写真の中にチョイチョイ写り込み、写真の雰囲気を台無しにしております。「頼むからその位置から消えてくれ!」っと何度も心の中で叫んだ事は内緒です。
こちらが「アリ族」の住む家屋です。手前のおばちゃんが当然アリ族なわけですが、特別奇抜な格好をしている訳ではない。
こちらの女性も。バンナ族やハマル族、ツェマイ族やダサネチ族を紹介した後だとちょっと拍子抜けしちゃいますかね・・。
右上!だから映り込むんじゃねーって。Photoshopが得意だったら絶対消し去ってますね。
格好としては一番最初に紹介した「ドルゼ族」に似ているかな。
このような家屋が山の斜面にたくさんある訳ですが、彼らは完全に自給自足の生活をしているそうです。
この山にはたくさんの植物が自生しており、バナナやパイナップル、マンゴーなどのフルーツの他、穀物も多く採れ、コーヒーの木などもありました☆
彼らが生活する家屋の中は真っ暗。フラッシュを焚かないと写らないんですが、写真を見たらニワトリがいてビックリ。汗
植物をハート型に植えるなど、なかなか遊び心があって良いですね☆
アリ族の子供。やぱり子供はどこに行っても元気!!目が輝いてるよ~☆
この子はちょっと目がとろ~んとしてるけど大丈夫なのかな??
赤ちゃんをおんぶする「あさみちゃん」。偉いね~。
家屋は山の中に点在しているので結構歩く。急な斜面を登ったり。子供達はそのあいだ常に遊んで欲しそうに着いて来てた☆
と、ま~アリ族はこんな感じでした。衝撃ウケるような儀式がある訳でもなく、至って素朴な生活をしていましたね。帰りは子供達が見送りしてくれました☆
車が出発しても手を振ってくれてた☆帰り際にみんな「ペンをちょうだい」って言ってたな。アリ族の村に行く人はペンを買って行ってあげたら子供達が喜んでくれると思いますヨ☆
ジンカの火曜マーケット
「アリ族」の集落から戻ったあとはジンカの火曜マーケットへ。ジンカのマーケットは火曜日と土曜日の週2回行われている。以前は「ムルシ族」がこのマーケットに買い物に来ていたようなんだけど、つい最近、民族間の抗争があり死者が出たようで2014年11月現在はマーケットにムルシ族は来ていません。
という訳でマーケット内でも特に変わった格好をした民族を見かける事はなかった。
でもちょうど夕方だったので西日に照らされるマーケットがとても綺麗だった。
赤、青、黄色、オレンジといった派手な色使いの衣装が良く合う。
出ました!久々に登場です。エチオピア名物「インジェラ」このブログでも何度も紹介した「見た目雑巾味はゲロ」のアレです。笑
木製の手押し車で遊ぶ子供達と、左右色違いのサンダルを履いた裏原系ファッションの子供。
綺麗な夕暮れを写真に収めようとみんな必至。頼むからそこどいてくれんかな。雰囲気がまるで伝わらんのよ。
はい、こちら。彼らよりも最前線で撮ったから写ってません☆決してPhotoshopで消し去った訳ではありません。
いいねいいね、この素朴な田舎感を撮りたかった☆
日が沈んだ後のマジックアワーは本当に幻想的。歪んだ電信柱もなんか好き。
「GOH HOTEL」に戻ったあとは、ホテルのレストランで深夜までビールを飲んで盛り上がった。「ひろよさん」はお疲れという事で先に就寝してしまったけど。
この時に関西弁の「ひとし君」と「まさと君」は標準語を、標準語の「あさみちゃん」と僕は関西弁を話さなければならない、という変なルールを作り、お互いに標準語と関西弁の悪い所を馬鹿にし合うという謎の状態になったんですね。笑
そんな経緯で彼らの事を書く時は少々言葉が悪くなりますが、本当は仲良しですのでご安心ください☆(上記の写真はあさみちゃんから提供)
では、次の記事、いよいよエチオピア南部民族の大御所「ムルシ族」を紹介する記事となります!これは絶対要チェック!お楽しみに☆
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