2Nov
2015年4月4日。ナミビアレンタカー周遊計画の8日目。この日は
Skeleton Beach Backpackers(スワコップムントのキャンプ地)
↓(所要:約2時間半)
Cape Cross(オットセイのコロニー)
↓(所要:Skeleton Coast Park入口まで約1時間)
Skeleton Coast(骸骨海岸)内でドライブ
↓(所要:Skeleton Coast Park入口から約3時間半)
Skeleton Beach Backpackers(スワコップムントのキャンプ地)
という予定。
ナミビアレンタカー周遊計画について詳しくは「ナミビアレンタカー9泊10日周遊計画【まとめ編】」を先に見て頂けると流れが分かると思います☆
目次
オットセイのコロニー(群生地)、ケープクロス
スワコップムントを出発して最初に向かうのはミナミアフリカオットセイのコロニー(群生地)である「ケープクロス」
ここには10万頭以上のオットセイが集まるとされ、その姿を1年中見る事が出来る。
スワコップムントからケープクロスまでは直線距離にして約110km。骸骨海岸(スケルトンコースト)に向かう道の途中にある。
この日は往復で600km以上走る事になるので朝6時位には宿を出発し、約2時間半ほどでケープクロスに到着した。
入口の事務所でパーミットを取得。(1人80/日 車1台10/日)
駐車場に向かうと、オットセイが駐車場にまで溢れかえってました!
めっちゃかわいい!!
と言いたいところなんだけど、車を降りた瞬間
みんなが言った言葉は全然違うものだった・・
「くっさ!!めっちゃ臭い!!」
そうなんです、こんな可愛い顔してめっちゃ臭いんです!!
オットセイ自体が臭いというのではなく、大量のオットセイの糞尿がそのままになっているのでめちゃくちゃ悪臭がするんです。
なんて言うんだろ、若干刺激臭とも言える臭いで本当に鼻をつまみたくなるほど!
それもそのはずですよね。こんなにたくさんのオットセイの糞尿がそのままなんですから。。
え、死んでるように見えますか??
大丈夫ですよ、安心してください。生きてますよ!
みんなぶっ倒れてますけど、ちゃんと生きてます!
二日酔いのオッサンみたいに「オウェ~ッ!オウェ~ッ!」
ってずっと泣いてました。笑
死んでるようで生きていて、二日酔いのオッサンみたいな声を出し、鼻をつまみたくなるほど悪臭がする・・
だけどとっても可愛いオットセイでした!笑
↓アフリカのサバンナで見た動物をまとめた動画を作りました。もちろんオットセイも出てきます!
世界で最も危険な海岸「骸骨海岸(スケルトンコースト)」
ケープクロスを出て次に向かったのは「世界で最も危険な海岸」と言われる骸骨海岸(スケルトンコースト)
この骸骨海岸に行きたくなったきっかけがこの記事でした。
→ナミブ砂漠の死の雰囲気が漂う恐ろしく危険な海岸「骸骨海岸(スケルトン・コースト)」
この記事の冒頭部分↓
世界でも最も危険で恐ろしい姿を持つ海岸の一つに、アフリカ南部のナミビア・ナミブ砂漠にある骸骨海岸(スケルトン・コースト)があります。砂漠に適応した進化を遂げた不思議な動物なども数多く生息しているのですが、無数に残る座礁した船の残骸、動物や人などの骸骨などが現在でも数多く放置されており、死の雰囲気が漂う海岸となっています。
こんなん見たら行きたくなりますよね?!って事で行って来ました~!!
ケープクロスから骸骨海岸の入口までは1時間位。
骸骨海岸の入口はいかにも!って感じでテンションが上がります!!
ここには小さな事務所があるので、そこでパーミットを取得しなければ門を開けてもらえません。(1人80/日 車1台10/日)
パーミットは書類に記入すればすぐに取得出来ます。事前に何か手続きを済ませておく必要もありませんでした。
いよいよ骸骨海岸に入ります!!
舗装はされていない、目印になるものすらない、そんな砂漠の中をただひたすら走り続けます。
道っぽくなっている部分だけであれば2WDでも問題なく走れます。
ただ、道から逸れるのはやめた方が良いです。4WDだったとしても勇気がいるかもしれません。なぜなら・・
この日この骸骨海岸で見かけた車はたったの1台か2台だけでした。
という事は、スタックしたりパンクを繰り返してスペアタイヤがなくなったり、ガス欠したりしたらかなりピンチです。
それこそ骸骨になっちゃうかも?笑
一応門限があるので、時間を過ぎても出てこなければ救助の車が探しに来るかもしれませんが、信用は出来ません。
なんせアフリカですからね。
走っていてまず最初に見つけたのは大型の掘削機のようなものでした。
でかーーいクレーンがズドン!と倒れてます。
アニメ、ゲームの世界というか・・・こういうのが残されているところって本当にあるんだなーという感じ。
錆びで覆われていていつ崩れるか分からない感じですが、一応登れます。
足元にには十分に気を付けて・・・
こんな砂漠の真ん中で何が行われていたんですかね。
コウヘイくんも夢中で写真を撮ってます☆
これはクレーンの中。「大樹さん、ここの構図めちゃくちゃカッコイイですよ!」ってコウヘイ君が教えてくれました。
うん、確かにカッコイイ。カメラ好きな仲間がいるとこういうのが嬉しいです。
この場所で結構時間を潰してしまいましたが、骸骨海岸は広いので次に進みます。
しかし走っても走っても何も見つからず・・・海とは遮断された沼地化した場所で死の雰囲気を感じながらしばし休憩。
↓死ぬ前の最後の一服に見えなくもない・・・
またしばらく走り、海岸沿いに出てみました。
海岸は謎の濃霧に包まれていました。
この濃霧こそ船を座礁させる原因。この場所は1年中こんな濃霧に包まれているそうです。
さらに良く見ると謎の骨?っぽいのものが転がっていたりします。
またさらに走り続け「Torra Bay」と呼ばれるキャンプサイトまで行きました。ガソリン残量と骸骨海岸の閉門時間を考えるとここが限界点です。
キャンプサイトと言ってもこの時期はオフシーズンで、1人として人の姿は見えませんでした。
ガソリン残量を気にしつつも、帰り際に何かないかと周りを見渡しながら帰路につきます。
したら見つけちゃいました!座礁船です!
すっかり砂に飲み込まれていました。
もう少しデカイ座礁船が見たいな~なんて思っていると、また発見しちゃいました!
カラスがたくさんとまっていて雰囲気がヤバ過ぎです!!汗
動画も見てください↓
ギリギリで閉門時間に間に合い骸骨海岸を出ました。海岸線でちょこちょこフィッシングポイントを見かけたので海岸に立ち寄ったところ、確かに釣りをしている人がいました。こんなとこで魚釣れるんでしょうか。
帰り道はかなり冷や冷やでした。
“ガソリンの残量で残り何キロ走れるか表示される車”だったんですが、それがもう0kmになってしまっていつガス欠してもおかしくない!という状況で危機一髪ガソリンスタンドを発見し給油出来ました。
Torra Bayまで行く計画を立てる方は、セダンであれば予備でポリタンクにガソリンを満タン入れて持って行った方が良いかもしれません。それくらいギリッギリです!
以上、骸骨海岸(スケルトンコースト)でした!!次回はナミブ砂漠です☆
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