14Mar
ケニアと言ったらサファリ!サファリと言ったらマサイマラ!
なんですが、多い時には数百万羽のフラミンゴが集まると言うナクル湖にも行ってみたくて「ナクル湖国立公園」と「マサイマラ国立保護区」の両方に行ける3泊4日のツアーに行って来ました。また、マサイマラ国立保護区には”あの”「マサイ族」が住む村があり、ツアー中に訪れる事が出来ました。
このツアー内容について、4つの記事に分けて(なげー!!)記事を書きましたので最後までお付き合いください☆
目次
サファリを催行する旅行会社について
え~と、結論から言うと無難にニューケニアロッジで申し込むのが良いと思う。
僕が申し込んだのは他社なんだけどね。。。(え?)・・・ん??
これだけで終わると「テメー他社で申し込んでおいて、何でニューケニアロッジを薦めるんだよ?!」となるので、上記の結論に行き着いた理由を一応書いておきます。
まず宿の情報ノートによると、ニューケニアロッジで申し込むか、他社だと「ビックタイムサファリ」という会社が評判よろしいようで。しかしこの会社の住所などは書いてなくて「街を歩いていれば必ず声を掛けられる」との事。だが結局どこで申し込んでも車のグレードもロッジのグレードもツアー中の食事のグレードも全て全く一緒との事。
ならばまずはニューケニアロッジで上記内容のツアー料金を確認してみる事に。レセプションに貼ってある料金表より安く、言い値が400ドルだった。さらにツアーから帰って来た日の宿泊代は無料になる。僕とえびちゃんは(またしつこくえびちゃんが登場します)これをベースに他社で交渉する事にした。
ダウンタウンからタウンに入り、タウンを歩き始めて数分・・「サファリ行かないか?!」と客引きが声を掛けて来た。「お、早速来たぞ」って事で「どこの会社だ?」と聞くと、なんとビックタイムサファリのパンフレットを持っていた。情報ノート通り。料金を聞くと「料金はオフィスでマネージャーと話して欲しい」と言われ、オフィスに行く事に。
で、オフィスに行きマネージャーにこちらの希望コース(ナクル湖+マサイマラ3泊4日)を告げると1人500ドルと言って来た。その時点で「はい、OKです、帰ります」っと席を立とうとすると「いくらならいいんだ?」と聞いて来る。でた、このパターン。
僕らはニューケニアロッジだと400ドルで行けるし、さらに宿代が1泊無料(1泊約8ドル)になるから380ドル以下にならないなら申し込むつもりは無い事をハッキリと伝えた。しかしそれでも「450でどうだ?」「400でどうだ?」と言う具合。「ダメだこりゃ~」って事で帰ろうとしたその時「分かった380でいい!その代わり、絶対に380になった事を誰にも言わないでくれ、特にニューケニアロッジには」っと念押し。はい、これも良くあるパターン。
結局、ニューケニアロッジよりも少し安くなったので、前金を1人100ドル払って申し込む事になった。で、バウチャーをもらって気付いたんだけど、ここ、ビックタイムサファリじゃなかった。。。
どういう事かと言うと、これも途上国では良くあるパターンだけど、客引きが人気の旅行会社の名刺やパンフレットを持っていて、それを見せて安心させておきながら全く違う旅行会社に客を連れて行くというパターン。まー別に怪しい感じでは無かったし、安くなったしこれでいっかって事で申し込みは終わり。
ちなみにその会社はJOCKY TOURSという会社でした↓
[browser-shot url=”http://jockytours.com/” width=”200″ height=”150″ alt=”JOCKY TOURS” target=”_blank”]JOCKY TOURS[/browser-shot]
で、ツアー終了後にニューケニアロッジやビックタイムサファリでツアーに参加した人との相違点があるか確かめたけど、特に気になる事は何も無かったという結果。例えばガイドがちょっと気の利かない奴だったとか、車の調子が悪かったとか、そんなんはどこで申し込もうと運次第なので、そういう細かい話は抜きです。(僕らは何も不満に感じる事はなかった)
「じゃーじゃーじゃー、少しでも安いJOCKY TOURSを薦めるべきじゃね?!」って思うかもしれないけど、そうじゃーないんです。ツアーに行くという事は宿をチェックアウトすると言う事。そして4日後にまた戻って来るという事。チェックアウトの際に「ツアーに行くのか?」っと宿のおじちゃんに聞かれます。4日後に戻って来る訳だから、嘘はバレバレです。
要するに他社でツアーに申し込んだという事がおっちゃんにバレる訳です。「幾らで申し込んだんだ?」とまで聞かれました。さすがにここでは380ドルとは言えず(一応約束したし)こっちと同じ400ドルなんだけど、友達がそっちで申し込んでるんだよね、っととっさに言い訳。苦笑
おっちゃんが嫌な奴なら全く気にする必要ないんだけど、全然いー人だし、僕としては約12ドルの差額で気まずい思いをするならニューケニアロッジで申し込んでおけば良かったな、と思った訳です。(そういうの全然気にしない人もいると思いますが)あと、情報ノートには「他社でツアーに申し込むと従業員の態度が冷たくなる」と書かれていたけど、ツアー後も何ら変わりなく温かく迎え入れてくれました。
って事で「ツアー会社について」は終わりにしますが、、、なんでそれを書くだけでこんなに長くなるんですかね?汗
大地溝帯(グレートリフトバレー)
ツアー当日、約束通りの朝8時にガイドがニューケニアロッジのレセプションまで迎えに来た。(他社でツアーに申し込んだ事を正直に話しておいて良かった。汗)
サファリ用に改造されたハイエースに乗り出発。どうやらあと数人ピックアップしてから向かうらしい。で、ちょっと郊外に走ったところにある宿に入った。するとなんと日本人の男性だった。これがすでにこのブログに何度か登場している「先生」だ。「先生」とはここで偶然知り合った。
先生は前日にナイロビに着いたばかりで、空港でサファリの申し込みをしたらしい。旅行会社は僕らとは別。でも一緒の車って事はほら、やっぱどこで申し込んでも同じなんだね。と言う事でガイドと先生、えびちゃん、僕の計4名で出発となった。
本来なら先にマサイマラに行ってあとにナクル湖らしいんだけど、今回は他のお客さんが途中から合流するみたいで、その調整が入り先にナクル湖に行く事になった。ナクル湖に行く途中に通る「大地溝帯(グレートリフトバレー)」のビューポイント。
この看板の説明によると イスラエルとヨルダンの境界に位置する「死海」からモザンビークまで9,600kmにも及ぶらしい。
以下Wikipediaの説明によると7,000kmなんですけどね・・
アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷で、プレート境界の一つである。大地溝帯の谷は、幅35 – 100km、総延長は7,000kmにのぼる。正断層で地面が割れ、落差100mを超える急な崖が随所にある。
発見される人類化石の多さから、大地溝帯は「人類生誕の地」とも呼ばれる。
ちょうどここはWikipediaの説明にもある落差100mを超える急な崖になっている部分でとても見晴らしが良い。大地溝帯の谷が一望できるポイント☆
30分位ゆっくりしたあと、またナクル湖に向かって走り始める。午後2時頃、ナクル湖近くのホテルに到着。なんとも立派なホテルでこの旅で一番立派な部屋だった。しかしWi-Fiは使えず。
ナクル湖ゲームドライブ前半
ここでちょっと遅めのランチ休憩をとったあと、いよいよナクル湖に出発。イブニングサファリというやつですね☆アフリカではサファリというよりも「ゲームドライブ」という呼び名の方が一般的なようです。
ナクル湖の国立公園入口までは車で10分程度だった。ではではでは、前置きが長くなったのでここからはドシャーッ!と行きます!
まずはインパラ(Impala)。良くテレビでライオンに食べられてるやつですね。インパラは群れで行動するのでたくさん見る事が出来ます。耳をピクピクさせて可愛らしいやつです☆
次はバッファロー(Buffalo)。いきなりビック5※をゲットです!ちょうど雨が降って来てしまい、雨が映り込んでますが。バッファローもたくさんいます。じっとこちらを見てくるのが特徴的ですね。変なことしなければ穏やかなんですが、車で急接近したりすると車をひっくり返すくらい力強く凶暴なやつらしいです。
※ビック5・・・ライオン、ゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイの事
写真には写ってないんですが、バッファーローの背中にはアマサギという小鳥が乗っている事が多いです。これはバッファローが歩いたところにいる小さな虫が、驚いて飛び出て来るのを狙っているのだそうです☆
次はシマウマ(Zebra)です。あまりこっちを見てくれません。白と黒のコントラストが綺麗です☆
ダチョウ(Ostrich)。すげー遠くにいたんですがガイドが見つけました。首だけひょこっとで出ているので言われて見るとすぐに分かります。
ホロホロチョウ(Guineafowl)。ずばり綺麗です!細かな白い斑点がいい感じで☆どのホロホロチョウも落ち着き無く走り回ってました。
ヒヒ(Baboon)。草の上、木の上、道路の上、、たくさんいました。猿より大型のものが多いです☆
セグロジャッカル(Black-backed jackal)。見た目は犬みたいで可愛いのですが、雑食で小型の哺乳類、鳥類、昆虫、動物の死骸まで何でも食べるそうです。
えびちゃん(Ebinuma)。帽子や手首に何かを巻き付けるのが好きなようです。写真を撮るのに邪魔でした。
嘘です。ナイロビで一番一緒にいる時間の長かったえびちゃん、12月末頃に日本に帰国してしまいました。ところでサファリ用のハイエースはこんな感じで天井が空くんですよ~!写真も撮りやすいです☆
お目当てのフラミンゴ!!
さ、そしてついにフラミンゴ(Flamingo)が見えて来ました!!数百万羽とはいかないけど1000匹位は見れたのかな?
かつて多い時は数百万羽のフラミンゴが生息していて、世界一とも言われる鳥の光景を見る事が出来たらしいんだけど、最近は減少しているらしい。観光客の増加や、産業で湖水を使用したり、排水による湖の汚染など急激な水質の変化が原因とされているんだって。こうした事がフラミンゴの餌であるバクテリアや藻を減少させてフラミンゴの生息数に影響を与えているとか。
フラミンゴの体の一部がピンク色をしているのは、食べている藻の色素が影響しているとか。だから生まれたばかりの時は白いんだってさ!これは知らなかったね~。動物園にいるフラミンゴの餌には色素を添加してピンク色を維持しているそうですよ~☆
ナクル湖ゲームドライブ後半
フラミンゴを見たあと、まだまだゲームドライブは続きます。根気よく動物を探してくれるガイド。
フラミンゴをバックにえびちゃん。
僕よりも数段本格的なレンズを装着している先生。
先生と言っても教師ではありません。外資系企業に務めていて、今回は休みをもらってケニアとマダガスカルのサファリが目的で来たそうです。そう、とにかく動物に詳しいのです。へたするとガイドよりも早く動物を見つける時もありました。汗
そして動物の名前や特徴など何を聞いても答えてくれる事から僕らが勝手に「先生」と呼ぶようになったのです。まー、すでにブログで紹介しましたけど、酔っぱらうと面白い事になるんですけどね。笑
KIRINです。ビールではありません。
麒麟です。芸人ではありません。
キリン(Giraffe)です。可愛いですね。長いまつ毛が好きです。タイプです。顔の周りにハエがたかってますけどね。
可愛いのでもう1枚。ん~、本当可愛い!これは確か「アミメキリン」だったかな。他にもナクル湖には「ロスチャイルドキリン」なんて言う何とも金持ちそうな名前のキリンもいるそうです。
途中で立ち寄ったナクル湖を一望出来るビューポイント。天気が良ければ綺麗そうですね☆
小鳥です。名前は忘れました。でも綺麗です。
エランド(Eland)です。あまり聞き慣れない名前ですね。アンテロープの一種らしいです。これもまた聞き慣れないですが。汗
ウォーターバック(Waterbuck)です。雄だけ角があります。この角が特徴的で先端が顔の方に向かって曲がっているのですぐに分かります。
猿(Monkey)です。ん?ヒヒか?え?両方いるのか?もー良く違いが分からんです!
これは猿ですよね??横顔だけど。。
以上ナクル湖で見た動物たちでした~☆
最後にホテルで食べた夕食。ビールはツアー代には含まれません。
そして朝食。ツアー中は全ての食事がビュッフェです!もちろんツアー代に含まれてます。最高ですね!
では次の記事はナクル湖を出発してマサイマラ国立保護区です☆
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コメント
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はじめまして!
動物大好き、TMともうします。
実は今月末はじめてケニアに行きます。休みもお金もないので弾丸ツアーになりますが、まぁまずはお試しということで、とりあえず行ってきたいと思っておりますが、今からワクワクが止まりません(笑)
ブログを拝見してさらに楽しみになりました!!
ナクル湖、ナイバシャ、マサイマラをピャーっと駆け抜ける感じなので、どれだけ動物に会えるか分かりませんが、とにかく楽しんで来たいと思います( ^∀^)
ところで、蚊は結構いましたか?
あと、ツェツェバエとか……。
コメントありがとうございます!
蚊は結構いた記憶がありますが、マラリアの心配はそんなにしなくても大丈夫かと思います。
ハエはどこに行ってもたくさんいますね!
楽しんで来てください^^