東京での食べ歩きの記録をまとめたブログです。世界一周から帰国してジャンルを変えました♪

menu

東京食べ歩きブログ〜世界一周ブログから転向♪

屋久島|もののけ姫のモデルになった白谷雲水狭・太鼓岩コースへ!

白谷雲水狭

博多で美味いものを食べまくり満喫した後、屋久島に向かうため高速バスで鹿児島へ向かった。

鹿児島から屋久島へ向かう方法は3種類。

1、飛行機 片道35分 10800円~ 1日6便 ※日本エアコミューター

2、高速船 片道1時間50分 9100円 1日7便 ※トッピーロケット

3、生活航路フェリー 片道13時間 3600円 1日1便18時発 ※はいびすかす

(3は種子島経由の為、種子島で7時間30分停泊)

 

ここは迷わず一番安い「3」を選んだ。

スポンサーリンク


目次

「はいびすかす」で屋久島へ

出航予定時刻は18時。

電話で問い合わせたところ1時間前までに現地で乗船券を買えというので17時前には港に着いた。

窓口に行き乗船券を買うと窓口のおばちゃんが言った。

「フェリーの中では何も販売してませんから食料や水を買っておいてください」

徒歩10分程のところに大きなスーパーやコンビニがあると言うのでそこに買い出しに行った。

1時間も前に来させるのはこの為か??

スーパーで弁当や飲み物を購入して港に戻る。

随分とぼろいフェリーにフォークリフトが忙しそうに動き回り貨物を積み込んでいる。

鹿児島から屋久島に向かうフェリー

 

船に乗り込みいざ出発。

ぼろいコンテナがたくさん積まれていて、なんだか密航でもしているような気分になれるフェリーだった。

鹿児島から屋久島に向かうフェリー

 

客室はこんな感じ。全乗客は10名程・・笑

おかげで毛布も枕もコンセントも独り占め出来る。

本当に売店すら無くて当然シャワーも無い。

ただカップヌードルの自動販売機があったので温かいラーメンを食べる事ができる。

鹿児島から屋久島に向かうフェリー

 

フェリーは3時間40分ほどで種子島に到着する。

ここでは種子島用の生活物資等の搬出•搬入の為、翌朝5時10分まで停泊し再度出発する。

その間、種子島で降りる事が出来れば良いんだけど、降りる事は出来ないため寝るしかない。

 

翌朝5時過ぎに目が覚め気が付けば到着予定時刻の朝7時になり屋久島に到着していた。

白谷雲水狭•太鼓岩コースへ

港から路線バスに乗り向かったのは予約していた安宿「とまり木

1泊2000円で泊まる事ができ調べた中では最安だった。

ここで原付をレンタル(1日2000円)しさっそく白谷雲水狭の登山道入口へ向かった。

 

白谷雲水狭と言えば「もののけ姫」のモデルになったとされる「苔むす森」がある場所だ。

早朝に出発して夕方までかかる縄文杉を目指すコースとは全く別で、最終地点の「太鼓岩」まで行っても往復5時間~6時間程済むコース。

詳しくは下のMAPを参照。 ※屋久島ガイド協会ホームページより
白谷雲水狭MAP

 

もちろん、最終地点の「太鼓岩」を目指した。

太鼓岩のコースにしても、縄文杉を目指すコースにしても、行こうと思って少し調べてみるとかなりハードなイメージが付く。

トレッキングシューズにストック、レインウェアーなどの装備の面や体力の面で。

 

なので参考までに自分の体力面や格好、その時の天候などを書いてみた↓

32歳男、体力に自信はあるけど日常の運動量はほぼなし。

時期は7月中旬。天候は小雨、気温は30度前後。

格好は普通のスニーカーにハーフパンツ、Tシャツ、博多のダイソーで買ったカッパとポンチョ(2枚重ね)。

 

先に結果から言うと、太鼓岩コースも縄文杉コースもこれで大丈夫でした。

ただ、基本的に森の中は非常に降水量が多くこの時もずっと小雨が降っていたので、レインウェアー位はしっかりしたものがあった方が良いかも。

縄文杉コースですれ違った20代前半と思われる若者はカッパもなしにTシャツ、ハーパン、ビーサンで縄文杉に到達してました笑

※太鼓岩コースより縄文杉コースの方がハードです。

 

あと、念のため書いておくと山は本当に何が起こるか分からないし怖いので、最終的には自分で判断してくださいね・・

あくまでも参考程度に書いただけなので。

 

 

と、前置きがやたら長くなったのでここからササーっといきます!

 

登山道入口を入ってすぐ位。

まだ遊歩道がしっかりあり歩きやすい。

白谷雲水狭

 

歩き初めて15分位でいきなり「ヤクザル」に遭遇。

白谷雲水狭

 

そのあとには「ヤクシカ」にも遭遇。

もののけ姫のヤックルって感じでしょ?

ヤクシカ

 

そして上のMAPにも書いてある「二代大杉」

二代大杉

 

これもMAPに出ているが倒木にまとわりつくヒメシャラの根。

白谷雲水狭

 

特に名前も無い苔だらけの木。

白谷雲水狭

 

三本の脚がある「三本足杉」

白谷雲水狭

 

この辺りから苔が増え、森の緑が一層深まっていく。

と同時に歩道らしい歩道もなくなりどんどん歩き辛さが増して行く。

白谷雲水狭

 

どうしてこんな形になったのか・・

白谷雲水狭

 

これも木の根っこ部分に大きな空洞がありくぐる事が出来る「くぐり杉」

くぐり杉

 

こちらも根元にぽっかり大穴の空いた「シカの宿」

シカの宿

 

そしてさらに緑が深まる「苔むす森」

白谷雲水狭

 

まさに原生林!という感じで苔がこんなに綺麗に見えるものかと感動する。

白谷雲水狭

 

どこを見てもぜーーんぶ苔で覆われた森。

いたるとこに流れている小川がまたいい感じ。

白谷雲水狭

 

「苔むす森」を抜けると急に斜面が急になり、このコースで一番の難所となる。

山の頂上付近にある為か、雨も激しく降り出した。

 

そして急斜面を抜けると突然目の前に現れたのがこの「太鼓岩」

太鼓岩

 

岩に登ると絶景!っと言いたいとこだけど雲で覆われて雨も激しかった為にこの景色。

太鼓岩

 

結構な強風が吹き荒れているのに柵とかは一切無くて落ちたら死亡確定の太鼓岩。

ここで絶景を眺めながらせめて水の一杯くらい飲みたかったよーー。

仕方なく写真だけ撮って即退散した太鼓岩でした。。。

 

あと、カメラを持って行く人にはかなり厳しい撮影環境です。

雨でレンズが濡れるわ、湿気でレンズが曇るわで、その辺の対策は必須です。

スポンサーリンク


海亀の産卵地「いなか浜」

太鼓岩コースを終えたあと、まだ明るい時間だったのでそのまま原付で島を一周する事にした。

見えて来たのは長い砂浜。

いなか浜

 

「いなか浜」という海亀の産卵地らしい。

いなか浜

 

海亀が日本一上陸する場所らしい。

いなか浜

 

砂浜に行ってみるとこんな看板が。

夜はこの場所で海亀の産卵を見るツアーに参加する事ができるみたいだけど、疲れきっていたのでパス。

いなか浜

西部林道から大川の滝、千尋の滝

そして次に島の西側を走る西部林道へ。

ここも「ヤクザル」やら「ヤクシカ」やらが道路にうようよといる。

西部林道

 

日光の猿みたいにイタズラもして来ないし近寄っても逃げない。

真ん中の小猿がずっと甘えていて可愛かった。

西部林道

 

だが次の瞬間・・・

びよーーーん!!

母ちゃんの乳首がちぎれるんじゃないかってくらい引っ張る可愛い小猿でした笑

西部林道

 

さらに原付を走らせて最低限行っておきたいと思っていた二つの滝へ。

西部林道を過ぎて少し進むと迫力満点の「大川の滝(おおこのたき)」

大川の滝

 

思っていたより展望台から滝までの距離が遠い「千尋の滝(せんぴろのたき)」

千尋の滝

 

この二つの滝が見れた事だし、もう日が暮れそうだったので途中で夕食を澄まし宿へ戻った。

 

翌日は縄文杉コースに行くため早朝4時起き!

さっさと風呂に入り、ほとんど宿に泊まっている人たちと話もせずに寝てしまった。

縄文杉コースは次で。

 

【出費】2014/7/12

バス(宮之浦港→空港前) ¥520
ゲストハウスとまり木 ¥2000
原付1日レンタル ¥2000
焼きそば、たこ焼き、水 ¥813
白谷雲水峡協力金 ¥300
ガソリン代 ¥516
とびうおの漬け丼、とびうおのマリネ ¥1100
合計 ¥7749

 










 

 

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2014年 11月 13日

スポンサーリンク

カテゴリー

スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク