東京での食べ歩きの記録をまとめたブログです。世界一周から帰国してジャンルを変えました♪

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東京食べ歩きブログ〜世界一周ブログから転向♪

西表島|ジャングルの奥深くでハンモッグに揺られて眠る贅沢。

西表島

西表島3日目。

この日は午前中から、けいやくんの友達の「しんくん」と一緒に、車で島の東の方を周った。

そして午後からはもう一人「かりんちゃん」も来てくれて観光客の行かない亜熱帯ジャングルの中を案内してくれた☆

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目次

由布島に渡る「水牛車」と一夜限りで散る幻の花「サガリバナ」

まずは西表島に来た観光客が必ず訪れるだろう「由布島」

周囲2km程の小さな島で通常、西表島から「水牛車」に乗って由布島へ渡る。

由布島と水牛車

 

とは言っても島は目の前で400m程しか離れていない。

満潮時でも水深1m程にしかならないようで、歩いて渡る事も出来る。

この「水牛車」に乗るというのが観光名物になっているが、島自体は植物園のような感じらしいのでここで満足する事に。

由布島と水牛車

 

次に行ったのは「サキシマスオウノキ群落」

サキシマスオウノキは「板根」が特徴的で日本では奄美大島より南の亜熱帯域にしか生えない木。

「板根」は説明するよりも、漢字のイメージと写真を見ればすぐに分かる。

サキシマスオウノキ

 

ね?分かったでしょ??板のような根っこだから「板根」

前日のジャングルクルーズの時に船の上から少し見る事は出来たけどこんなにそばで見たのは初めてだった。

 

そしてこの場所でもう一つ珍しいものを見れた。

「サガリバナ」という花で、夜になると花を咲かせ朝には全て木から落ちてしまう一夜限りの儚い花。

「幻の花」とも言われているらしい。

もう朝だったけど、かろうじてまだ茎に付いているサガリバナを見る事が出来た。

サガリバナ

 

この花も日本では奄美大島以南でしか咲いていないらしい。

地面には落下したサガリバナがたくさん落ちていた。

サガリバナ

 

夜であればこんなにきれいな花を咲かせる。

サガリバナ

出典:ポポヒログ

 

前日見た「イリオモテトカゲ」とはまた別の「キノボリトカゲ」

こいつの特徴は普通のトカゲと違い表面が鱗状でザラザラしていて尻尾を自切しないんだって。

木を登るのに尻尾でバランスを取るから切らない、らしい。

キノボリトカゲ

 

とかげの必殺技「死んだふり」・・笑

この状態のままピクリとも動かないのが可愛い。

キノボリトカゲの死んだふり

 

これらは全て「しんくん」が教えてくれた。

西表島に住んでいるだけあり動物や植物、昆虫にとても詳しい!

 

前日「船浮集落」に行く為に県道215号の西の終点まで行ったが、今度はその県道の東の終点まで車を走らせた。

その県道の終点にあるのは「南風見田浜」というビーチ。これで「はいみだはま」と読むらしい。

変わった形をした貝や綺麗な色をした貝、珊瑚などがたくさん転がっている綺麗なビーチ。

かなり広めのビーチだけど人は僕たちを含めて4人程しかいない静かなビーチだった。

南風見田浜

ジャングルの中でハンモッグに揺られて昼寝

島の端っこまで案内してもらったあとは、しばらく来た道を戻り「大見謝ロードパーク」というところでけいやくんの友達の「かりんちゃん」と待ち合わせた。

かりんちゃんは西表島でジャングルのツアーガイドをしているそうで、観光客がなかなか行かない場所を案内してくれるとの事。

「川を渡ったりするから」との事で防水バックにカメラを閉じ込めて、それっぽいシューズに履き替え出発。

川沿いの獣道をひたすらジャングルの奥へ奥へと進んで行く。

西表島

 

見上げれば、いかにも南国らしい木。

西表島

 

たくさんの木々や葉で太陽光が遮られ、木漏れ日が美しい。

西表島

 

岩の苔から生えている葉。なんて事ないただの葉なんだけど一つ一つ良く観察してみると、とても綺麗。

西表島

 

枝にとまり今にも飛び立ちそうなトンボ。ゆっくりと、静かに近寄ってハイチーズ。

トンボ

 

30分~40分歩いた所でかりんちゃんがハンモッグを設置し始めた。

だーれもいない、自然の音しか聞こえないジャングル奥深くまで来てハンモッグに揺られてみる。

大自然の中、何もせずハンモッグに揺られていると・・いつの間にか寝ていた。

西表島でハンモッグ

 

気持ち良過ぎる!こんなの最高過ぎる!!

さらに、けいやくんからジャングルで食べるようにもらった極上のマンゴーを寝起きに食べる。

ただでさえ甘くて美味しいマンゴーがこんなとこで食べたら2倍、3倍と美味しく感じる。

西表島のマンゴー

 

そーそー、けいやくんは西表島の農園で働いていて、無農薬のマンゴーやパイナップルを育て出荷している。

そこらで買ったものでは無く、友達が愛情込めて育てているという、ただそれだけでも数倍美味しく感じられる。

 

かなりゆっくりしたところで来た道を戻る。

途中、一部深くなっているところで川に飛び込み汗を流す。

ジャングルに囲まれた天然スパ。何から何まで大満足のジャングルツアーでした☆

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最高の夕焼けと巨大ヤシガニを見にナイトツアーへ

それぞれ一度家に帰り、シャワーを浴びたあとけいやくんの仕事が終わるのを待ち飲みに行く約束をした。

シャワーを浴びた後、しんくんと缶ビールとつまみを買って夕陽を見に行く。

けいやくんちのすぐ先にある宇那利崎の展望台。

つい最近まで廃墟があった場所を展望台にしたらしく、まだ完全に工事が終わっていない場所。

ネットで調べても展望台の正式名称はまだ出てこない。

ここからビールを飲みながら見る夕陽は最高だった!

宇那利崎の展望台

 

ウッドデッキにテーブルや椅子、芝生のエリアまで用意されていて最高の夕陽鑑賞スポット。

今ならまだ穴場、今後は西表島の名所になる予感☆

 

夕陽を見た後、けいやくん、かりんちゃんと合流して居酒屋へ。

西表最後の夜はビールに泡盛で締めくくった☆

 

っとここまで書いてて気付いたんだけど2日目の夜にみんなでナイトツアーに行ったのを忘れてた!!

もちろん案内役はかりんちゃん。けど俺からすれば3人とも昆虫博士か!って位に詳しくてビックリする。

 

ナイトツアーでの一番の目的は大きな「ヤシガニ」を見る事!

ヤシガニは陸上生活をする甲殻類の中で最大の大きさを誇り絶滅危惧種にも分類されている。

そんなヤシガニを見付けに、真っ暗な夜の森の中を懐中電灯片手に入って行く。

 

森にはたくさんの昆虫がいて、その一つ一つを丁寧に説明してくれる。ツアーにでも申し込んだかのように本格的!

そして静かな森の中で耳を澄ますと・・「カサカサッ」「カサカサカサッ」っと音がする。

その方向を懐中電灯で照らすと・・・発見!巨大ヤシガニ!

ヤシガニ

 

結構簡単に見つけてしまった。さすが慣れてるなぁ。

こいつは普通サイズで大きなやつはもっとデカいらしく、強靭で巨大なハサミは挟まれたら指を切断するほど強力だとか。

ヤシガニ

 

この時に入った森が一番ヤシガニとの遭遇率が高いらしく、ほんの30分位の間に10匹近く見る事が出来た☆

植物や昆虫がたくさん出て来て、いかにも西表らしい記事になったけどいかがだったでしょー?

植物や昆虫、海やジャングル、夕陽も星も全てが最高の島でした☆

 

けいやくんの働く農園 → 西表島で唯一除草剤、殺虫剤、殺菌剤を使わない無農薬にこだわった「農園 はこすけ

すでに2014年出荷分は終わってしまったそうだけど、是非2015年に!おすすめはピーチパイン!芯まで食べれるものすご~く甘いパイナップル!超オススメです!もちろんマンゴーも!

 

かりんちゃんの働くツアー会社 → 西表の自然保護の為、複数・大人数でのツアーは一切行わず、少数・プライベートでのツアーのみ行っている「トイトイディスカバリーツアー

西表に行くなら是非チェックしてみてね☆

 

【出費】
2014/7/29
午後の紅茶、おにぎりふたつ ¥500
水 ¥100
イノシシ炒め定食 ¥1500
ビール2本、イカ ¥740
居酒屋 ¥2000
合計 ¥4840

 










 

 

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