27Dec
2015年4月20日。ダーバンに2泊したあと、いよいよ次の国レソトに向かって出発する。
南アフリカとレソト間に開かれている国境はいくつもあるが、絶景が続くと言われる「サニパス」を通ってレソトへ入国したい。
その為にはダーバン→ピーターマリッツバーグ→アンダーバーグと進み、サニパス→レソト入国となる予定。
目次
ダーバンからピーターマリッツバーグ
宿泊していたバナナバックパッカーズのフロントでタクシーを呼んでもらいバスターミナルへと向かった。宿を出たのは朝9時過ぎ頃。
ポートエリザベスからのバスが到着したのと同じバスターミナルに到着。(タクシー代1人20ランド=約200円)
ピーターマリッツバーグ行きのバスはほぼ毎時間運行しているので特に予約はせず、調べた結果一番安かったTransLux社のオフィスへ。
ここで10時発のピーターマリッツバーグ行きのチケットを購入。(170ランド=約1700円)
ピーターマリッツバーグまでは1時間ほどで到着するので、それを考えるとかなり割高。南アフリカの長距離バスは短距離なほど割高になり長距離なほどお得感が出てくる。
時間に余裕があれば”満席にならないと出発しない”シェアタクシーを利用し半額未満で行く事も出来る。今回はこの日の夕方までにレソト入国を果たしたかったので予定時間にしっかり出発する長距離バスを選択した。
インターケープほどではないものの十分に快適↓
ピーターマリッツバーグってこんな街
ピーターマリッツバーグには、特にこれと言った観光地はない。
しかし歴史的には有名な街で、1つは
アパルトヘイトが残した悲しい現実。今も残る黒人居住区に行ってみた。
で触れた南アフリカの英雄ネルソン・マンデラが逮捕された街。
マンデラはこの逮捕から27年間獄中で過ごしあと、アパルトヘイト撤廃を実現させた。
そしてもう一つはマハトマ・ガンディー(ガンジー)が人種差別を受けた街。詳しくはウィキペディから抜粋。
ピーターマリッツバーグは、マハトマ・ガンディーの若い頃に遭遇した事件の地として有名である。1等席の切符を買い、列車で移動していたガンディーは、席のない白人男性へ席を譲った上で有色人種用の3等席へ行くよう車掌に命じられたのを断ったため、ピーターマリッツバーグで列車から追い出されたのである。この事件をきっかけに、ガンディーは、南アフリカ在住のインド人に対する差別を援護する法に抗議するようになったのである。現在、市中心部のチャーチ通りに、ガンディーのブロンズ像が立っている。
次の街に進む時には、何かを見逃さない為にこうやって街の事を十分に調べてから行くようにしているんですが、ピーターマリッツバーグに行ったらこの「ガンジーのブロンズ像を見よう!」っと計画しました。
ピーターマリッツバーグでガンジーを探す
ダーバンを10時に出発し、11時頃にはピーターマリッツバーグに到着。
バスを降りたすぐ近くにマクドナルドがあった為、そこで朝食を取る。
マクドナルドの店員にアンダーバーグ行きのシェアタクシー乗り場を教えてもらうと歩けそうな距離だった為、ガンジー像を探しつつバスターミナルへ向かう事にした。
マクドナルドから10分ほど歩くと立派な造りのピーターマリッツバーグ市庁舎が見えて来た。地図によればガンジー像はこの市庁舎のすぐ近く。
大きな時計台があり、遠くからでもすぐに分かる特徴的な建造物。ヨーロッパみたい。
この市庁舎の近くにある「MARITZBURG MALL」を入って行く。(写真は出口側から撮影)
すると遊歩道の真ん中にガンジーのブロンズ像がありました。市庁舎から歩いて3分ほどの距離です。
これでガンジーさん探しは終了です。
というかピーターマリッツバーグの観光もこれで終わりです。笑
ピーターマリッツバーグからアンダーバーグへ
ガンジー像を通り過ぎ、その先に15分位歩いたところでシェアタクシー乗り場に到着。
アンダーバーグ行きのシェアタクシーはまだ客が2人位しか集まっていなくて、車内に鞄を置いて満席になるのを待つ。
この待ち時間がこの日の一番の失敗だった。
この日の目的地、レソトのモコトロンまではまだ3分の1しか進んでいないのに、ここで満席になるまで3時間ほど待たされた。
満席になり出発したのは午後3時30分頃。(シェアタクシー代は1人90ランド=約900円)
そこから約1時間半ほど経った夕方5時頃にアンダーバーグに到着した。
到着した場所のすぐそばに別のシェアタクシーが泊まっていたのでサニパスへ行くか声をかけてみると、満席になったら出発するから座って待っていろとの事。(アンダーバーグ→サニパス入り口1人33ランド=約330円)
すぐに出発しないと国境の閉まる時間があるだろうから今日中にレソトへ到着するのは難しくなる。いや、もしかしたら5時ですでに閉まっているかもしれない・・
と、色々と考えていても人が集まらないと出発しない。スーパーで惣菜を買って路上で遅めのランチを済ませながら満席になるのを待っていると、思いのほかすぐ満席になり、18時過ぎには出発する事ができた。
超オススメのサニーロッジ☆
シェアタクシーは20分ほどでサニパスへの入り口へと到着した。(上の地図の赤い線の部分)
このシェアタクシーの運行はここまで。この先は舗装がされていないので4WDの車しか走れないとの事。
この場所にレソトへ山越をするシェアタクシーが止まっているとの事だったが、どうやらこの日の便は終わってしまったらしい。(どこかに電話をして確認してくれた)
ヒッチハイクで行く事も出来るがもう国境が閉まるので車は通らないだろうとの事。(この時の時間は夕方18時30分位)
近くにいいロッジがあるので今夜はそこに泊まり、明日早朝に出発しろとの事でそのロッジの前で降ろしてもらう事になった。
車なんて全く通らない山道にポツンと降ろされたの図↓
運転手オススメのロッジがここSANI LOADGE(サニーロッジ)
前の記事で紹介したバックパッカー向けのフリーペーパー「Coast to Coast」でも評判のロッジで名前を知っている宿だった。
木の温もりを感じるドミトリーは1人135ランド(約1350円)
標高が高く朝晩はとても冷え込む為、部屋の中にストーブがあったり、リビングには暖炉があったりした。
予定通りに行かずここで1泊する事になってしまったけど、この辺の空気はとても綺麗で、このロッジの雰囲気もとても良く、泊まって良かったなーと思える宿だった。
ダーバンからサニパスでレソトを目指す人は、無理に移動せずこのサニーロッジで1泊するのが良いと思います☆
次回、サニパスでレソトへ入国します!!
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。