東京での食べ歩きの記録をまとめたブログです。世界一周から帰国してジャンルを変えました♪

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カンパラ|バスの乗客全員スリ?!スリ集団の手口を公開!

スリ集団

カンパラでやりたい事の2つ目「赤道の上に立つ!」

ウガンダはちょうど北半球と南半球に股がっている為、国土内に赤道が通っています。ということは・・・赤道の上に立つ事が出来る!!

だからどした・・・と言えばそれで終わりなんですが。。。。

 

右足が北半球で左足が左半球南半球とかやってみたいじゃないですかー??

僕はやりたいんですよー、だから行くんですよー、赤道に!

でも行く途中、信じられない事が起こったんですよ!旅のスーパーエキスパートと言われているこの僕でも、これは初めての経験!注意喚起の意味も含めて詳細を書きました!

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目次

スリ集団の手口はこうだ!!

カンパラに行ったバックパッカーなら知らない人はいないだろう、というほど有名な「バックパッカーズホステル」

その日僕はナイロビで別れ、この宿で再会したみつるくんと一緒に赤道に行く事にしたのです。

※「世界発信!旅人に訊こう」のみつるくん

宿を出て街の中心部にあるタクシープールに向かうため、宿の目の前でミニバス(通称マタツ)を拾う事にしました。行き先が表示されていないので、ミニバスが来たら片っ端から手を上げて停車させ、行き先を確認する必要があります。満席の為、何台か素通りされてしまったあと、1台のミニバスが停車しました。

僕「タクシープールに行くか?」

乗務員「行くよ、乗りな!」

という事でミニバスに乗り込みました。車はハイエースです。真上から見たイメージ図を書いてみたので、まずこの図でイメージを掴んでください。

バス内の図

※図は、たまたま目の前に座っていた旅する漫画家シミ君にお願いして、サラ~っと書いてもらいました。笑

 

日本と同じ右ハンドルなので”入口”と書かれたところは助手席のドアになります。後ろはシートが3列になっていて空白の”○印”は乗客が乗っています。帽子を被っているのが僕です。僕は犯人Bの横にある”入口”から入り、空いている一番後ろの列に座ろうとしたところ

犯人C「そこは空けておいて欲しいんだ、ここに座ってくれ」

と言うので、なんでこんな狭いところに、と思いながらも1列前に座りました。

 

みつるくんはと言うと、助手席に座るように言われたそうです。後ろの席は4人でギュウギュウ詰めにされるので、助手席は乗り心地が良く人気もある為か、通常は後ろに座らされるのが普通なんですが。

 

最初に結果をお伝えすると、僕はiPhone4をスラれる直前に気付き、みつるくんは財布をスラれました。僕とみつるくんの状況を分けて説明します。

 

僕の状況

まず僕の左ポケットにはiPhone4が入っていました。ポケットに物を入れるなんて・・・という世界の常識があるのですが、細めのパンツなのでスラれる事など絶対にない!という自信があったのです。

次に犯人の動きですが、まず僕の左に座っていた”犯人C”が僕の右に座っていた”犯人D”に上着を借りました。”犯人C”はその上着を着る訳でもなく、膝の上に掛けました。この時、僕の左ポケットが隠れるように膝に掛けました。

“犯人C”はやたらと咳をしていました。そりゃーもうひどい咳です。やばい、こいつに変な病気でも移されるんじゃないか?!というほど。しかしそれは演技でした!

 

何の為かというと、ひどい咳をすると体全体が揺さぶられますよね。その揺れを利用して上着の下に隠れた犯人の右手は徐々に僕の左ポケットに入って来ていたのです。

この時点では、僕は何も「怪しい」という気持ちはありませんでした。しかし細めのパンツだった事が幸いし”犯人C”は思うようにiPhone4を取り出せなかったのでしょう。

 

そのうちに、僕は「なんか嘘くさい咳だな・・」と思うようになりました。お陰で気が引き締まったのか、ポケットに感じる僅かな”違和感”を感じました。一度そう感じると面白いものです。左ポケットの辺りの神経は研ぎ澄まされ、まるで目で見ているかのように手がポケットに入っているのが分かりました。

なぜ、こんな事に気付かなかったんだろう?!という位、咳と同時に大胆に動きます。僕はすぐに左ポケットに手をやると、さりげなく犯人は手を抜きました。僕はiPhone4を取り出しましたが、ポケットに入っていた腕を見た訳でも掴んだ訳でもないし「危なかったぜ!用心しよう」位にして”犯人C”をスリ未遂で咎める事はしませんでした。

 

そのあと少し走ったところで、ミニバスは行き先とは違う方向に曲がってしまいました。すると僕の前に座っていた”犯人B”が

犯人B「おまえらタクシープールに行くんだっけ?ごめんこのバスはそっちには行かないからここで降りてくれ!」

と言って来ました。

 

僕「行くって言ったじゃねーか?」

と返すと

犯人B「ごめん、ごめん。運賃は払わなくて良いからさ」

と言い、車を停車させ僕たちを降ろしました。

 

そして車を降りて少し歩いたところで、みつるくんの財布が無い事に気付いたのです・・・・

彼らは財布を盗り終え、気付かれる前に降ろしてしまおう、という魂胆だったのだと思います。

 

みつるくんの状況

みつるくんは右ポケットに財布を入れていました。彼もまた旅のミラクルエキスパートで僕より旅が長い強者です。僕も含めてですが、旅に慣れる事で逆に気が緩んでしまっていたんですね、いま思えばですが。

助手席に乗ったみつるくんは運転手からドアミラーの角度を直すように何度も何度も言われたそうです。そっちに気を引いて右に座っていた”犯人A”にポケットの中身を盗らせようという魂胆です。

 

ウガンダではミラーなんてあってないようなもんで、バキバキに割れていたり、ミラーが付いていなかったりと言う事が当たり前です。それなのに必要以上にミラーを気にする運転手がおかしいと思い、相手にしなかったそうです。

すると今度は、みつるくんの真後ろに座る”犯人B”がドアの鍵をちゃんと閉めてくれと言って(閉まっているのに)前方に身を乗り出し注意を引いていたそうです。こんなおかしなやり取りが1分以上は続いていました。

 

おそらくこの時に運転手との間に座る”犯人A”がみつるくんの右ポケットから財布を盗ったのです。

僕が言うべき事ではありませんが、幸い財布には現金のみで被害額も確か2000円位?で済んだので大きな損害には至らずに済みました。

 

まとめ

状況から考えると運転手と犯人A~犯人Dは間違いなくグルです。他の乗客6人については確信は持てませんが

・突然行き先が変わっても誰も文句を言わない事

・車内が混雑した状況でないとこのスリ計画は実行できない事

・犯人同士は状況の伝達の為に英語ではない地元の言葉でやり取りをしていたが、乗客はそれを理解出来るのに誰も何も言わなかった事

などを考えると乗客全員がスリのグルであったと考えられます。

 

しかし何台も通過して行くミニバスがある中で偶然僕らがこの車に乗る可能性は極めて低いです。しかも僕らが手を挙げて乗ったミニバスです。そう考えると宿泊している観光客が出てくるのを近くで待ち構えていた可能性が高いと思います。

カンパラでこのような被害に遭ったという話は他に聞いた事はありませんが、これからカンパラに行く方は気を付けてください。カンパラだけでなくアフリカに行く方は注意した方が良いですね。

 

ポケットには何も入れない!

海外旅行に初めて行く人でも知っている基本中の基本を、やはり徹底するべきだと改めて思う出来事でした。

 

次は赤道に行った記事になりますよ~☆

 










 

 

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