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カイロ|【強盗被害報告】マフィアグループによる偽警官を使った騙しの手口とは?!

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カイロのカフェ

2014年8月12日深夜0時35分、エチオピアのアディスアベバ空港に向けて上海の空港を飛び立った。

エチオピアまで11時間以上のフライトだったはずなのに、時差の関係でまだ完全に夜が明けていない。時間は6時30分頃。

この空港でエジプトのカイロへ向かう飛行機に乗り替える為、なんと22時間待ち。凍える程寒い空港内の空調と、冷たくて固いベンチと格闘しながらひたすら22時間経過するのを待った。

そして翌朝4時30分、エジプトのカイロへと飛び立った。

カイロ空港到着。日本人宿「ベニス細川家ホテル」へ。

カイロに到着したらまずは入国審査手前にある銀行で30日有効のビザを取得する。何も難しい事はなく、ただ25$払ってビザのステッカーを買うだけ。2年前より10$値上がりしていた。

入国審査の担当は電話で誰かと話しながら手を招いている。パスポートとビザを渡すと適当に開いたページにおもむろにビザを貼りスタンプをつく。ビザは逆さまに貼られていた。この適当な感じがいかにもエジプト。

DSC_4754

 

流れて来たバックパックを拾い、ATMで現地通貨を引き落とす。

空港の外に出てバスを待とうとすると「今日はバスはない、タクシーに乗れ!」っとタクシーの運転手が次々と声を掛けて来る。はいはい、お決まりのパターンね。「タクシーには乗らん!バスに乗る!」っと1時間待つもバスは来ない。この日は本当にバスが動いていなかった・・・

仕方なく空港で知り合った旅行者とシェアして市内中心部タフリール広場までタクシーに乗る。1人40ポンド(約560円)

タクシーを降りて予約してあった日本人宿「ベニス細川家ホテル」へ向かう。そーそー、このきったねーフルーツマーケットの路地を入ってくとあるんだ。

ベニス細川家ホテルの路地

 

2年前にも泊まった事があるので迷う事はなく到着した。

ベニス細川家ホテル

 

このビルには3軒の日本人宿がある。2階に「スルタンホテル」、5階に「ベニス細川家ホテル」、6階に「サファリホテル」。スルタンとサファリは1泊20ポンド(約290円)、ベニスは1泊35ポンド(約500円)。ベニスが一番高いんだけど、部屋も水回りも一番綺麗だし部屋でWi-Fiも使える為ここにした。

ベニス細川家ホテル

交差点で知り合った「ウィリアム」という男

カイロと言えばピラミッドに考古学博物館、シタデルにハンハリーリ、黒砂漠に白砂漠など、観光すべき場所はたくさんあるが、2年前に来た時に全て回ったので、4,5日ゆっくりしたらルクソールの方へ南下しようと思っていた。

なので特に何をする訳でもなく、好きな時間に起きてブログ書いて昼飯食べてカフェに行って少し街をブラブラして宿に帰る・・・

カイロのカフェ

 

そんな風に過ごしていた3日目の事。 ホテルのすぐ近くの交差点で「こんにちわ、日本人?」と話かけられた。

「海外で日本語を話す現地人は絶対に信用するな!」これは旅の定番中の定番。

こういう時は当然僕も警戒し、そいつが裏で何を考えているのか、物を盗るのが目的か、金を使わせるのが目的か、そんな事を考えながら立ち話をしていた。一種の心理ゲームみたいで面白いと言えば面白い。

通常、適当にあしらう事が多いんだけど、不覚にも「コイツ面白いかも」と思ってしまった。

というのも、まず日本語が上手過ぎる。それも当然で元奥さんが日本人で東京に13年住んでいたとか。こういう話も常套手段ではあるけど、右腕には大きく「恵」とタトゥーが入っていたし、本当に住んでいなければ絶対に知らないだろう新宿歌舞伎町の話や六本木のCLUBの話などから嘘では無いと分かった。さらに年齢を聞かれ「32だよ」と応えると「まじ?一緒じゃん!俺も昭和57年生まれだよ!」という返答。てことは人生の3分の1以上を日本で過ごしてる訳だし信じても平気かな?と思ってしまった。

そんな話をしていると、もう1人別の男が現れる。その男は日本語は全く喋れず、英語もほとんど話す事が出来ない。

「立ち話じゃなんだから良かったら3人でカフェに行こうよ?」そう誘われカフェに行く事になった。

この面白い男は「ウィリアム」と名乗り、その連れの名前は忘れてしまったけど、この記事の便宜上「男B」という事にしておく。

ウィリアムにカフェでご馳走になる

ウィリアムは身長180cm近く、ガタイも良く肌は黒め。両腕、首はタトゥーで埋め尽くされている。男Bは身長170cm位で少しぽっちゃり、右ほほにナイフで切ったような傷がある。このいかにも危なそうな風貌の男達と10分程歩いたところにあるカフェまで歩いた。

ここがカフェ。タフリール広場の近くで大通りの1本裏手の路地にある。

カイロのカフェ

 

エジプトでカフェというと、シーシャ(水タバコ)が置いてあるのが普通で、みな紅茶を飲みながらシーシャをくゆらせている。

ここのカフェでウィリアムが撮ってくれた写真。

シーシャ(水タバコ)

 

ウィリアムはカメラも好きなようで、僕が持っているNIKONのD7100を出すなり「まじー!NIKON?俺はD5100持ってるよ~!」と言っていたのでカメラ好きなのも本当だろう。

東京ではHIP-HOP系ファッション雑誌やサイトのモデルをやっていたそうで、iPhoneに保存してある写真を見せながら説明してくれた。また、彼女なのかCLUBでナンパした子なのかは分からないが、何人もの日本人の女の子とベッドに入っている写真を保存していた。その中の1人の胸に「William LOVE」とマジックで書かれていたので、名前も本当だし日本で相当遊んでいた事も分かった。確かに女の子が「イケメン~!」と言いそうな顔をしている。

さらにはフェラーリなどの高級車に乗っている写真があったり、歌舞伎町ではキャバクラを1軒持っていて今は人に任せているという話など「ん?こいつ何者なんだ?」と思わせる点もあったが、今の所すべて本当の事を言っているような感じだった。

カフェの前にはカイロではまず見かけないような日本製の大型バイクが置いてありエンジンをかけて排気音を聞かせてくれた。バイクも車も大好きで趣味はドリフトらしい。

1時間ほど色々と話したところで「このあと予定があるから行かなきゃいけないんだ。夜一緒にディスコ行かない?」と誘われた。

カイロにディスコ?!という興味が大きく、一緒に行く約束をし、支払いはウィリアムが奢ってくれた。

ウィルアムとディスコへ

夜20:30ホテルの下で待ち合わせの約束。夜だし、何があるか分からないと思いiPhone5と220ポンド(約3200円)だけポケットに入れて下に降りるとウィリアムと男Bが待っていた。

「何か食べてから行こうよ!」って事で歩いて15分程の場所で夜ご飯を食べる。日本でCLUBに行く流れと全く変わらない自然な感じ。

食べ終わった後、タクシーに乗って20分位の場所へ移動した。どこだか全く分からないが、そこも賑やかな場所だった。タクシーを降りるとウィリアムが「ちょっと待ってて!」と言い10分位して黒いビニールを握って戻って来た。

中にはビールが入っていた。「ディスコ行く前にビール飲んでテンション上げて行こうよ~!」っとこりゃまた日本でもありがちな流れ。

しかしここはイスラム圏。人目につくところでお酒は飲めない。その為、酒屋でも必ず黒いビニールや新聞紙に巻いて渡される。なので人通りの無い路地裏に行きそこに座ってビールを飲む事になった。

ビールを飲み始めると、ウィリアムはタバコを取り出し火を付けた。「吸うか?」と渡され、一口吸わせてもらった。

警察官登場。身体検査を受ける。

500mlのビールがまだ半分位は残っているだろうというタイミングで突然バイクに乗った2人組が座っていた場所に突っ込むような勢いで急停車した。

「ポリース!ポリース!」とだけ英語で叫び、あとはアラビア語で何かを叫んでいる。

ウィリアムは「やばい警察だ。手を上げろと言っている!」と通訳してくれてその場で3人は立ち上がり手を上げる。

「え、なんでヤバいの?!」と聞くと「さっき吸ってたのはマリファナなんだ。」との事。ウィリアムと男Bが素直に従っているのを見て僕も従うしかなかった。ポケットに入っていたiPhone5と残っていた180ポンドを取られる。

警察は一切英語が喋れず何かを叫んでいる。ウィリアムが「全て出せと言っている」と通訳してくれる。

「これ以外は本当にホテルに置いて来た」とウィリアムに伝えてもらうと、突然警察は「バチバチ!バチバチ!」っと音を出し、青い光を発光させるスタンガンを取り出し僕の腰に突いて来た。

ウィリアムが両手を上げながら必至に止めに入ってくれる。警察は他に何も無い事を渋々信用しスタンガンをしまった。

ウィリアムが「今からパトカーが来るらしい・・ダイキも少し吸ったから3人揃って刑務所3年行きだ。血液検査をされるから逃れようがない」と悲しそうに言っている。

僕は言葉も出なかった。頭の中が真っ白になるとはこの事だ。旅を再開して早々、こんなつまらん事で刑務所3年行き。何やってんだ俺。

ホテルにクレジットカードを取りに戻る

ウィリアムは男Bとアラビア語で何かを話したあと、警察に何かをお願いしている。全てがアラビア語で進展する為、全く何を喋っているのかは分からない。

するとウィリアムは僕に「この警察は悪い警官だから賄賂を渡せばもみ消してくれる。俺と男Bは賄賂を払ってもみ消してもらうけどダイキはどうする?」と質問してきた。

「いやいや、そりゃ当然でしょ!なんで俺だけ捕まらなくちゃ行けないの?なら俺も払うよ!」

そう応える以外無かった。「で、いくら位払えば良いの?」とウィリアムに聞く。

ウィリアム「20000ポンド、約30万円くらいだって」

僕「は?!そんなに?!もう少しなんとかならないの?」

ウィリアム「無理だ。払いたく無いならそう伝える。俺たちは早く帰りたいからすぐに払う。」

突然冷たくなったウィリアム。そんなもんか。そんな金額エジプト人が払えるのか?と思う所だけど、昼間に話していた事を思い出すとこいつならそれくらいの預金があるのかもと思った。

僕「分かった。ホテルに行けばクレジットカードがあるからホテルに戻りたい。」

ウィリアムは警察にそう伝えると、タクシーに乗ってホテルに戻る事になった。警察の1人とウィリアム、男B、僕の4人でタクシーに乗りホテルの近くで降りる。

ホテルの下まで来たところでウィリアムが言う「5分以内に戻らないとホテルに突入して手錠をかけて連れて行くと警察が言ってる」

iPhoneは警察が持ったままで何とか取り返したいから、とにかく戻るしかなかった。

ATMを回る

5分の間に自分を落ち着かせ必至で考えた。あれは本当に警察なのか?ウィリアムは敵なのか、見方なのか?お金を払わなかったらどうなるか?iPhoneを取り返すには?・・・5分で結論を出すのは難しかった。

ただ、30万円ものお金を出さなくてもなんとかなりそうな気がした。根拠の無い感を信じ、有効期限は切れていないけど使用できないダミークレジットカード1枚だけ持って行く事に決めた。

しかしそれだけではiPhoneは返してくれないと思った。仕方なく持っていた現金の内、日本円で約40000円程を持って行った。これを渡してとにかくiPhoneだけは返してもらいたいという考えだった。

ホテルの下に降り、ATMへ向かう。少しずつ怪しいと思い始めてきた僕は、ATMの操作が全く分からない振りをしてウィリアムを呼ぶ。

代わりに操作をしてもらった。そうする事でATMの防犯カメラにばっちり顔を撮らせた。

しかし当然ATMから現金は出ない。次、次と5軒程ATMを回るが全てエラー。ウィリアムと男Bはかなりイライラしてきた。

「ダイキ、どうするんだ?!俺たちはもう帰りたい。なんとかしないと連れて行かれるぞ?いいのか?!」

「他のカードもあるんだろ?それを持ってこないともう知らないぞ」と僕に言う。

僕「カードはこれ1枚しかない。現金なら約4万円持って来たから、これで勘弁して欲しいと伝えてくれ。」

ウィリアムと警察は何かを話すが「駄目だ、とりあえずその4万を渡せと言っている」との事。

ならiPhoneを返すように言うと「iPhoneは必ず最後に返す、けど今は渡せない」の一点張り。

仕方なく現金を渡した。これが最大のミスだった。この時点でiPhoneと現金約4万を預けてしまっている。

さらにヒルトンホテルの銀行へ

ウィリアムは「そういえばヒルトンホテルに行けば24時間有人の銀行があるからそこなら引き出せるだろう」と提案してきた。

この辺りからウィリアムへの不信感が増す。全く救おうという感じは無く、むしろ警察以上になんとか現金を引き出させようと率先して行動しているようにも読める。

ヒルトンまで行くと「警察と男Bはヒルトンの前で待っているらしいから俺が付き添うよ」との事でウィリアムとヒルトンに入る。

ヒルトン内の銀行に行くがパスポートが無いと駄目だと断られる。ヒルトンを出ると警察と男Bの姿は無くなっていた。まずい、iPhoneと現金を持っていた警察が消えてしまった。これにはウィリアムも予定外だったようで焦っている様子だった。

「多分、男Bの現金を先に引き落としに行ったんだろう」と、とっさのアドリブを利かせて、一度パスポートを取りにホテルに戻ろうと提案してくる。

みんなグルだった。迫真の演技に完全に騙される。

思えばヒルトンに向かう前、なぜか3人は怒鳴り合っていた。そしてヒルトンを出ると2人がいないという結果から、やはりこいつらはグルで仲間割れをしたんだ!そう読めた。

あれだけATMを回り、さらには警備も完璧な五つ星ホテルに行くとなればさすがに騒がれたらやばいとでも思ったんだろう。

ホテルに戻るまでの間、また必至に考えた。今はウィリアムしかいないという事。しかしiPhoneも現金もウィリアムは持っていないという事。一番良いのはムリヤリ抑え付けて警察に突き出す事。

しかし全くアラビア語を喋れない上に、相手は軍人のような体付き。英語すらほとんど通じない国でそれも難しいだろう・・・

そんな事を考えているとホテルに着いた。もうどうにもならないという現実を受け止めた瞬間、感情が爆発してウィリアムに切れた。

僕「もうこんなん終わりだ!警察も全部嘘だろ!」

ウィリアムは「なに言ってるんだ・・警察に捕まってもいいのか?!」などとまだ言って来る。

「だったら今すぐ警察呼べよ!」と二人で怒鳴り合っているとウィリアムは逃げ出した。

追いかける気力も無くホテルへ戻った。

マフィアのボスだったウィリアム。翌日アジトに行ってみる事に。

ホテルに戻ったのはすでに深夜1:00を過ぎていた。頭をフル回転させて疲れきっていたし、とにかく寝て落ち着かせる事にした。

翌朝、ホテルのスタッフに相談した。するとホテルのボスはウィリアムの名前もウィリアムの事も良く知っていた。

「あいつはマフィアで悪い事ばかりしている。警察に行っても意味ないと思うけど、日本大使館もマークしている奴だから大使館に相談に行った方が良い」との事だった。

しかしその日は大使館が休み。じっとしてはいられず初めにウィリアムと行ったカフェに行ってみる事にした。

カフェに行き店員に「ウィリアムという名前でタトゥーがたくさんあるやつを知らないか?」と身振り手振りで必至に聞くと

「あーウィリアムね。今日も来るんじゃないかな」みたいな事を言っていた。

カフェでしばらく待ち伏せるが現れない。すると英語の話せる男が「こんなとこで何をやってるか?」っと話しかけて来た。男にウィリアムの事を聞くと、あいつはマフィアグループのボスだぞ?なんの用があるんだ?近寄らない方がいい。と言ってきた。結果、男に警察に行くように奨められ、タクシーを止めて行き先まで伝えてくれた。最後に「警察署についたらこれを見せるといい」っと紙切れを渡された。

警察署で賄賂を請求される

警察に着くと、そここそがマフィアのアジトじゃないかと思える位、ボロボロで汚い建物。

紙切れを見せると、署長室のようなとこに案内された。出て来たのは、こいつこそがマフィアのボスだ!っと思えるような強面な男。

僕の低レベルな英語で頑張って説明した。結果エリア外だみたいな事を言われ、署長室の中にいた別の男についていくように言われた。

その男に車に乗せられタフリール広場の近くで降ろされる。するとまた別の男の車に乗せられ、また車を走らせた。

最初と違う警察署に到着し中に入ろうとすると、入口付近にいた警官に賄賂を請求された。

一緒にいる男にあんた警察だろ?あんたが連れて来たのに賄賂がいるのか?と聞くとその男は言った。

「俺は警察官じゃない」

ハ・・・?!俺は警察署に行ったのになんで警察じゃない男の車で別の警察署に来てるの???

もう意味が分からない。そして賄賂なんて払いたくない!エジプトの警察クソだ!っと諦めホテルに戻った。

日本大使館へ

翌日、気を改めて頼れる日本大使館へ。

一通りの事を伝えるが、何かサポート出来る事があれば後日ホテルに電話します。とだけ言われホテルに戻った。

 

だよな、そんなもんだよな。どうにもならんよな。

そう思っていた2日後、大使館からホテルに電話があった。一緒に警察署に行って捜査の依頼とポリスレポートをもらいましょうとの事。

おーーー!なんて頼れる日本大使館!

 

翌日、ホテルの下に着きました。っと大使館の人から電話が入る。日本人職員の「ハタノさん」という方と、日本大使館の職員でエジプシャンのおばちゃん、それとお抱えの運転手が車で来ていた。

向かったのは先日最初に行った警察署。しかもまた同じ署長室に入り、先日と同じ強面のボスみたいのが出て来た。

僕がハタノさんに日本語で伝え、ハタノさんがおばちゃんに英語で伝え、おばちゃんが署長にアラビア語で伝える。

そんな手順なので時間はかかるが、明らかに先日とは違う対応。すぐに車を出しそいつを捕まえに行くと言ってくれた。

「え?!まじ?!今から?!!あんたエリア外って言ったじゃねーか!!」と内心。

エジプトの警察のめちゃくさと、今回の行動の早さにビックリする。

ウィリアム逮捕の為、警察とアジトに行く。

警察の車両に私服の警察が3人、大使館の職員が2人、それと僕。

警察の車両と言ってもクッソぼろいワゴン車。片側はドアすら付いていない。うん、多分カモフラージュだよね。警察と分からないように。まさかまたコイツら「俺は警察じゃない」とか言わないよね?!そんな期待と不安を胸に車はどこかへ向かう。

何も言っていないのに着いたのは例のカフェ(アジト)のすぐそば。警察の話ではウィリアムは良くこの辺をウロウロしているんだとの事。

やはり警察もウィリアムを良く知っているらしい。君がいるとウィリアムが逃げてしまうとの事で僕ら3人は待機。15分位で戻ってきた警察は今はここにいないようだとの事。残念。

その後ATMの場所などを確認し警察署に戻り調書作成。この日にどうにかなる訳ではなかったけど無事捜査の依頼が受理された。

明日、ウィリアムを捕まえたら大使館経由で電話をするからもう一度警察署に来てもらいたいとの事。だから明日はホテルから出ないで欲しいとも言われた。

大使館の人には期待せずにポリスレポートの完成だけ待ちましょうと冷静に言われホテルに戻った。

ポリスレポートの受け取りへ。

後日、大使館から連絡があり

「ポリスレポートが出来上がったので取りに行ってきたが、全てアラビア語なので大使館の方で英語に訳してからお渡ししますね」

との事だった。 なんて親切な!!さすが日本大使館、頼れる!!

そしてポリスレポートを受け取り、お世話になったハタノ氏にお礼を言って別れた。

これが完成したポリスレポート。まったく分からない・・・

ポリスレポート

 

と、言う事で2014年8月30日現在、ウィリアムとその仲間達はまだ捕まっていません。

エジプトの警察ですから、おそらく捜査なんて行っていないでしょう。

 

大使館の方のお話によると、同様の被害報告が数件あり、その犯人の特徴は明らかにウィリアムであると判断できるとの事。

これからカイロに来られる方は、この男には十分に注意してください。そして出来ればiPhoneを取り返してください笑

 

 

今回は自分の油断から起こった事であり完全に自分のミスです。今考えればアホだと思うしかありません。

ただ、相手がプロの場合、いくら注意していても相手の手中にはまってしまうものだと身を以て体験しました。

気が付けば、自分でも信じられないような出来事が起こったあとで、第三者として映画でも見ていたかのような感覚にさえなります。

同様の被害に遭う方が少しでも減る事を願いブログにしました。

どうか気を付けて、良い旅を☆

 




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    • もうちょー
    • 2014年 9月 01日

    無事でよかったです!ひやひやしました・・・(汗)

    • コメント頂いていたのに気付いていませんでした。。
      今さら返信してすいません。

    • とく
    • 2015年 6月 19日

    ウィル!全く同じ手口で俺もやられました!
    一緒にいる男はイトコだと嘘つかれましたね!
    今となっては良い思い出です。

    • え!僕より前ですか?後ですか?
      ウィリアム、僕のiPhoneを使ってると思うとあの時の気持ちを思い出します。
      とくさんの仰る通り、今となれば良い思い出なんですけどね。笑

    • ゆゆ
    • 2015年 12月 12日

    私もやられました〜!被害額は2万くらい。
    3週間前です。まだ、エジプトにいます。私はウイリアムの写真をもってるので、彼らの一味に毎日ホテル前で見張られてます。警察に言った方が良いでしょうか。本名waleedです。
    過剰なボディタッチと、会ったばかりなのに結婚してというようなエジプトのナンパにうんざりしてたころ、爽やかで、また彼女もいるし、ダンスの話も合うウイリアムに会い一気に仲良くなり3日連続会ってました。いつも大金を持ち歩くのですが、この日は、いやな予感がして150ドルくらい。それを渡してiphoneはかえってきました。写真いりますか?しかも結婚式の写真だから、あせってるはず。メアド送ってくれたら、送ります。首にバーコードの入れ墨、両腕に大量の入れ墨ありますよね。

    • ゆゆさん

      コメントありがとうございます。完全に日本人をターゲットにしているんですね。
      今後も被害に遭う方が多そうですね。出来ましたら写真いただきたいです。
      メールはinfoアットマークdaiki55.comです。

    • ゆゆ
    • 2015年 12月 15日

    送信しました。
    残念ながら真正面の写真ではないのですが、こいつですよね。
    まあ、被害額2万位で、楽しかったからいいかと思いますが、3日間すごい友達になれたので、お金じゃなくて心が痛いです。
    あれから、タラットハルブの道で声かけてくるエジプト人全員に、この写真を見せて、この人にお金取られたって言うとみんなギブアップしていきます。
    しばらくは、仲間が君を守るためにゆってるんだ、探すのをやめたほうがいいとか、君が僕と付き合うならやつのとこに連れてってあげるとか。ホテル前で朝夜構わず待ち伏せされていましたが←こういうのに、ほんとうんざり。
    最近は全く声かけられなくなりました。

  1. 2014年 8月 31日

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このブログを書いている人

名前:根本大樹
誕生日:1982年3月6日(34歳)
血液型:O型
出身地:神奈川県横浜市
居住地:東京都渋谷区恵比寿
訪問国数:80カ国



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