28Feb
2015年4月25日。いよいよアフリカ大陸縦断の旅、最後の国となる「マダガスカル」
マダガスカルと言えば何を思い浮かべるだろうか・・・僕は2005年にヒットした映画「マダガスカル」を一番に思い浮かべる。
そしてもう一つ。映画「星の王子さま」で星を破壊する巨木として描かれている「バオバブ」の木。
ただ漠然と「せっかく南アフリカまで来たんだからマダガスカルにも行っておきたい」程度の気持ちだったので、これ位の知識しか持たずにマダガスカルに行く事を決めていました。
目次
マダガスカルとは
僕は新たな国へ向かう前に一通りその国の事を調べる。という事でこのブログにも最低限事前に知っておくべき事だけ書いておこうと思います。
・マダガスカルの位置
アフリカ大陸の東の海「インド洋」に浮かぶ世界で4番目に大きな島です。日本と比べてもその大きさが分かります。
・首都はアンタナナリボ。バオバブの並木道があるのはモロンダバ。
・アンタナナリボの事をマダガスカルの人は「タナ」と呼ぶ。
・11月~3月の雨期は絶対に行かない方が良い。道路が寸断されて移動時間が2~3倍かかります。
・国語はマレー系のマダガスカル語。ほかにフランス語が公用語であり英語はほとんど通用しません。
・宗教はアニミズムなどの伝統宗教が52%、キリスト教が41%、イスラム教が7%となっている。
・インドネシアとの繋がりが大きく“アフリカに最も近いアジア”と表現される。
・通貨は「マダガスカル・アリアリ」
「アリアリ!」可愛くないですか?!アリアリですよ。笑 ※2015年4月現在、100アリアリ=3.95円
・長距離移動は「タクシーブルース」と呼ばれるミニバスが主流で鉄道や大型バスは無い。
これだけ知っておけばマダガスカルは大丈夫です!笑
アンタナナリボの安宿「タナジャカランダ」
ヨハネスブルグからマダガスカルの空港に着いたのは21時20分。
空港から街に向かう移動手段を探して、そこから安宿を探して・・・そんな事やってられない時間です。
という訳で今回は事前に宿を予約し、しかも空港までのお迎えまでお願いしちゃいました!!
前回の記事で書きましたが、一緒にマダガスカルに来たマコトさんがなんとロストバゲッジ。
ベルトコンベアのあたりを彷徨っていると見知らぬおっさんが
「マコト?ダイキ?」
と声を掛けて来たのです。そのおっちゃんこそ、宿のお迎えの運転手さんでした☆
それは良いとして、ここまで一般の人が入って来れる空港ってどうなんでしょうか?!笑
あ~、途上国に来たな。という感覚に一瞬で戻ります。
ボロボロで風が入って来るタクシーに乗り込み走ること・・・分・・・。
ここで重要なお知らせです。
先日、移動時間などの旅の情報を記録していたevernoteを誤って削除してしまい、復元不可能となってしまいました。旅人の役に立つ記事を書こうとこれまでなるべく細かく書いて来ましたが、マダガスカルについては時間の情報は一切なしです。幸い小遣い帳の記録は残ってますので金銭については参考にしてください。
という訳で30分~45分くらい?走って予約しておいた安宿「タナジャカランダ」に到着。地球の歩き方にも掲載されている日本人御用達の宿ですね。↓明るい時に撮影
部屋は一番安い部屋が空いていなくて55000アリアリのツインルーム。1人=27500アリアリ(1086円)
空港までの送迎サービスは25000アリアリなので1人=12500アリアリ(493円)
水圧もお湯の温度も問題なし、便座もあり、WiFiもサクサク、なんならルームサービスまで付いていて、安宿というより完全にホテルでした。スタッフの接客も信じられないくらい良かったです。
宿のテラスから見た風景。細い坂道の途中にあります。
アンタナナリボ、路地の隙間から
宿の周辺は細い坂道が多く複雑に入り組んでいる。宿の目の前の坂道、ガタガタに敷き詰められた石畳を登っていく。
しばらく登ったあと、急な下り階段に続き一直線に伸びた登り階段。
宿の周辺にはこういう路地から見える風景がたくさんありました☆
なんて事の無い路地の隙間から見える風景も写真に撮ってみるといい感じですよね☆
マダガスカルはタクシーが可愛い!
マダガスカルのタクシーはとにかくボロボロでした。笑
けどフランスの植民地だっただけあり、フランスの自動車会社「ルノー」や「シトロエン」の古い車種がたくさん走っていてとても可愛いです!
日本じゃまず見かける事の無い車だけに画になりますよね☆
シトロエンのタクシー。これでも正真正銘のタクシーです☆
中には新型車種も走ってるけど、ここはあえて古い車種に乗ってみてください☆
アンタナナリボで一番賑わうマーケット
歩いていれば絶対に目にする無数のパラソルがあるエリア。マーケットになっていて街で一番賑わっています。
日差しは強いものの標高が1400m以上あるので涼しくて過ごしやすいです。
歩いてみるとすぐに分かるけど、街の雰囲気そのものがアフリカではなくてアジアです。
なんかアジアに戻ってきたーー!っていう懐かしさを感じるくらいアフリカとは全く別の雰囲気。
果物に野菜に・・・
魚介類から
蟹まで
この市場なら何でも揃いそう。宿に自炊可能なキッチンが無いのが残念です。
スリ多発地帯に注意!
マーケットのすぐ近くの大通り「独立大通り」と呼ばれる道を北上すると突き当たりに駅があります。(貨物専用の駅)
その駅から西の通りはスリ多発地帯なので注意です。僕は30分位の間に3組が近づいて来たのですべて追い払いました。
手口はピッタリくっ付いて来てサングラスなどの土産物を売ろうとしながらこっそり盗むタイプです。
賑わっているマーケット周辺とは雰囲気もかなり違います。
雰囲気的にもちょっと危ない感じがしたので夕方以降は近寄ら無いほうが良いかと思います。
無邪気で可愛い子供もたくさんいますが、隙を見てスリを行う小さな子供もいるので油断しちゃいけません。
以上、マダガスカルの首都アンタナナリボでした。次は今回触れなかったアンタナナリボの屋台食について詳しく書こうと思いますーす!
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