世界一周に関する情報と東京での日常を綴る根本大樹のブログ。

menu

東京ときどき世界一周|daiki55.com

アスワン|スーダンビザの取得とフェリーチケットの予約。しかし・・まさかの結末が。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

ナイル川

ルクソールで2泊しルクソール神殿、カルナック神殿、ハトシェプス女王葬祭殿、王家の谷を回った後、ルクソールのホテルで知り合った「たけし君」と一緒にアスワンへ向かう事になった。

アスワンへの交通手段は電車。出発前日、駅のツーリストインフォメーションにチケットの購入についてと出発時間を確認しに行ったところチケットの事前購入は出来ないとの事で車内で車掌から買うように言われた。出発時間は朝6時、7時、8時、10時との事。

ルクソールからアスワンに到着。まずは宿探し。

早朝6時に目覚ましをセットし、10ポンドで食べる事の出来るブーメランホテルの朝食を済ます。

朝7時のアスワン行きの列車に間に合うようにホームに到着。しかし7時になっても電車は来ない。聞いてみると8時30分に来るとの事。昨日なんの為に確認しに行ったのか・・・。ホームで1時間30分待つという心の準備が出来た頃、突然アスワン行きの電車が来る。

結局7時30分にルクソールを出発。まー海外では良くあるねー程度の話ですが。

アスワン行きの電車

 

車内は意外にも快適。座席の幅といいリクライニングといいぐっすり眠れる快適さ。

アスワン行きの電車

 

東の空から差し込む朝日。昇るにつれ強烈な日射しになり、エアコンで涼しかった車内も徐々に暑くなっていく。

アスワン行きの電車

 

3時間程でアスワンに到着。目星を付けていたホテル「ヤスィーンホテル」へ向かう。駅から3分程。聞くと現在はドミトリーがないようで70ポンド(約980円)との事。高すぎるので隣にある「ヌルハンホテル」へ。エアコン付きで30ポンド(約420円)。ここで決まり!

アスワンの宿ヌルハン

 

建物自体はかなり古いけど室内は綺麗。ロビーでWi-Fiも使える。1階の部屋ならギリギリ部屋でもWi-Fiが届く。

ヌルハンホテル

 

シャワーはちゃんと出るけど、どこの部屋もホットシャワーは出ないらしい。夜だとさすがに寒い。

ヌルハンホテル

アスワンでやりたい事

アスワンではやりたい事が3つある。

1、スーダン行きのフェリーチケットの予約

2、スーダン領事館でビザを取得

3、アブシンベル神殿に行く

エジプトとスーダンは隣同士の国なんだけど、なぜか陸路で行く事が出来ない。その為、エジプトのアスワンからスーダンのワジ•ハルファまでナイル川沿いに作られた超巨大な人造湖「ナセル湖」をフェリーに乗って行く事になる。

ナセル湖

 

けどこのフェリーは毎週日曜日に1本あるのみで事前予約必須。逃せば1週間も待つ事になる。なのでフェリーの予約を済ませ、ビザを取ってから観光しよう!という計画。

1、スーダン行きのフェリーチケットを予約しにいく。

まずフェリーの予約。アスワン駅のすぐそばにフェリー会社のオフィスがありホテルからも近いのでこれは簡単。

こんな感じで船の写真がある看板が出ているので分かりやすい。毎週金曜日定休、窓口は午後13時で閉まる。

窓口に行ったのは水曜日。名簿のようなものに名前を書いてそれで予約完了。前日の土曜日13時までにスーダンビザを貼ったパスポートを持ってフェリー代356ポンド(約5000円)を払いに行けばチケットをくれるらしい。

スーダン行きフェリーチケット売り場

2、スーダン領事館でビザを取得

スーダン領事館の場所は駅から歩いて行ける距離ではないのでミニバスに乗って行く事になる。

駅を背にして駅前の道をまっすぐ歩くと5分程でナイル川沿いの道にぶつかる。

ナイル川

 

この辺りには向かって左に進む方向のミニバスがたくさん停まっている。スーダン領事館は「ラドワン•モスク」というモスクの横にあるので「ラドワンモスク!」 「ラォドゥウァンモァスク!」と何度か発音を変えながら連発していると「あーあそこね!」みたいな感じで通じて「あれに乗れ!」って教えてくれる。

ミクロバス

 

人が満員になれば出発。途中車内で運賃を回収しに来る。運賃は0.75ポンドの時もあれば2ポンドって言って来る時もあるけど、「俺は相場知ってるぜ」的なドヤ顔をしながら黙って1ポンド払えば問題ない。だいたい20分ちょっと走ったところで「着いたぞ!」って教えてくれる。降りて左側がこんな感じの景色。

スーダン領事館

 

右側に見えるのがラドワン•モスクで真ん中がスーダン領事館。分かりやすい看板と国旗が揚げられている。

スーダン領事館

 

パスポート、パスポートのコピー、顔写真2枚、申請書(その場で渡される)を提出すると「じゃー2日後に来てね!」と言われる。

しかしこの日は水曜日、従って2日後は金曜日。領事館は金曜日と土曜日が定休の為「クローズでしょ?!」と聞くと「日曜日の午前中に来て!」との事。

でもそれはまずい。日曜日のフェリーは夕方に出港という噂だけど、午前10時から乗船開始の為、早く行って場所取りをしないといけないのだ!

理由を伝え「明日になんとかお願い!」と言うと隣の部屋にいる人に聞いてくれとの事。隣の部屋にいた少し偉いっぽい人に頼むと意外にもすんなりOK。「明日の14時に来て!」との事だった。

これで明日を待つのみ!意外と簡単じゃんか!っと一安心して宿に戻った。

ホテルの場所、フェリーチケットのオフィス、ミニバス乗り場、バスの経路、スーダン領事館の場所を記した地図がこれ↓


より大きな地図で スーダン領事館の行き方 を表示

 

※ベット[ホテル] 船[チケットオフィス] バス[ミニバス乗り場] 旗[スーダン領事館]

これで完璧でしょ?猿でも行けるはず。

夕陽に染まるナイル川

やることやったし、夕陽に染まるナイル川でも見に行くか~!って感じで宿を出た。

少し暗くなって来た空に点灯したばかりのネオンが映える。

アスワン

 

ちょうどマジックアワーで砂漠に沈む夕陽は橙色にも黄色にも見えた。

ナイル川

 

あれ?そこ屋根だよね??・・けどそれがまた画になるから良し☆

ナイル川

 

この街もルクソールと同じ。馬車が心地よいリズムで街を走り抜ける。

アスワンの駅前

 

こういう暑い国は日が沈んでから深夜までが一番賑わう。ここ「スーク」(市場みたいな感じ)もそう。

アスワンのスーク

 

お腹が減ったので駅前の通りの中から一つ店を選び、代わり映えしないメニューに一応目を通しお馴染みのシシケバブセットを注文。

サラダではなくて、くそしょっぱいピクルスが出て来た。 これはしょっぱ過ぎて全部は食べれなかったけど、肉は羊肉の臭みが香辛料でサッパリ消えて美味しかった。

シシケバブ

 

っと、なんかこれだけ見るとアスワンってめっちゃメルヘンな街じゃん!とか思ってしまうと思うんですけど実際は・・・

クラクションがビービー鳴り響き、待ち行く人はこっちの顔を見るなり「ニーハオ!」「ニーハオ!」とうるさい。

馬車に乗った人は日本語で「バシャー!バシャー!5ポンド!」ってしつこく声を掛けて来る。

子供達は隙さえみせればポケットや鞄に手を忍び込ませようとする。

暇そうな大人達は不必要に握手を求めて名前を聞いて来る・・・

そんな街がアスワンです。てか、エジプトですw

ビザを受け取りに行く。

「たけし君」に加えて、今滞在中のヌルハンホテルで知り合った「たかこちゃん」も一緒に領事館に行く事になった。

「たかこちゃん」はこの日午前中にスーダンビザを受け取りあとは日曜日の船を待つだけだった。しかし、領事館で大使に話かけられ、スーダンの情報を色々と教えてくれるという事で大使の部屋に案内されたらしい。で、他にも2名の日本人(たけしくんと僕)と一緒の船で行く事を説明すると「じゃーあとで一緒に来なさい」という事になったとの事。

指定された午後2時、到着するとパスポートチェックの為に待たされる・・・え?今からチェックしてビザ発行って、この待たされた1日は何の為にあったんだろう・・?

そしてこの待たされている間に、大使の部屋を訪問。ビーチサンダルでいいんですか?!って感じの立派な部屋。そこで主な見所などを教えてくれるがそれ以上に驚きの情報を教えてくれた!!

エジプトからスーダンまでバスでの陸路による越境が2週間前に開通!!!!

なんと!フェリーでしか越える事の出来なかった国境が、バスでも行けるようになったんだって!(2014年9月4日現在)

しかも2週間前から!今までエジプトからスーダンまでバスで行ったという日本人の話は聞いた事もないし、いくら調べても出て来ない。って事は日本人第一号じゃね?!みたいな感じで盛り上がりどこでバスを手配するのか大使に聞いた所、どこかに電話をして確認してくれた。すると「駅前のチケットオフィスだ!」との事。

スーダンまでのフェリーは悪名高いフェリーで300人乗りのフェリーにエジプトで大量の物資を買い込んだスーダン人が定員の2倍以上乗り込み17時間も移動する「世界一過酷な船旅」とも言われている。それはそれで興味あったけど、バスが開通したとなればそれはそれで興味あるし、なんせ過酷な思いをしなくて済むのだから嬉しい。

大使ありがとう!テンションも上がりそろそろビザも出来ているだろうと元の部屋に戻る。

まさかのスーダンビザ発給拒否!!

部屋に戻って少しルンルン気味に「ビザ、フィニッシュ?」とか聞いてみる。

すると係官は僕のパスポートを開き、あるページの一部分を指差した。

エジプトビザ

 

この時点で入国拒否の理由が分かる人には分かると思うんだけど・・・

 

えーーっと分からない人がほとんどだと思うので説明すると、まずイスラエルへの入国スタンプがあると、イスラエルと敵対しているアラブ諸国には入国出来ないのは有名な話。

スーダン、イラク、イラン、レバノン、リビア、サウジアラビア、シリア、イエメン、ソマリアがその国だ。

2年前にイスラエルに行った時、当然この事は知っていたので入国審査の際に「ノースタンプ!」と言ってスタンプをパスポートに押さないようにお願いした。(9割以上の人がこの方法で入国する)しかし、その後エジプトに陸路で戻る時、エジプトのビザが必要な為、イスラエルの「エイラット」という街でエジプトのビザを取得した。

係官はその時のビザの「エイラット」と書かれた地名を指差していたのだ。

これは完全に予想外だった訳ではなくて「まずいかも!まずいかも!」と思っていて3人でもその話をしていた。しかし午前中に無事スーダンビザを受け取った「たかこちゃん」も全く同じエイラットの地名が入ったエジプトビザがあるとの事!

「じゃー大丈夫だね~!」なんて話していたけど、違う係官だったという事でちょっと不安があった。

 

係官が僕に言う。

係官「これはどこだ?」

僕「ん~・・エジプト?」(もちろんとぼけて)

係官「違う、ここだ。」(エイラットを指差して)

僕「ん~。。。」(眉をひそめて)

係官「これはイスラエルだよ」

僕「あーそうだそうだ!イスラエルだね!」(ニッコリしてそれが何か?風に。)

係官「イスラエルに行った事のある人の入国は認めていない」

僕「まじか~。なんとかならんかい?」

係官「どうにもならん」

 

という訳でどうにもならず。たかこちゃんに付き添ってもらい大使に直談判することに。

大使が大使の部屋から係官に電話をしてくれたが、結果は駄目。けど大使、最後の最後まで良い人で「ソーリー、ソーリー」と言っていた。

 

「たかこちゃんにも同じスタンプがあるのになぜ駄目なんだー!?」

って言って交渉したかったけど、そんな事を言ってたかこちゃんのビザが取り消しになったらヤバいし・・これ以上の交渉は諦めた。

 

まーこれも海外では良くある事。係官の機嫌次第で全てが決まるのです。全ては流動的でその日その時その人次第で結果は変わります。僕と同じようなスタンプがある人も一応は諦めずに行ってみると発給されるかもしれません。ちなみ僕はまだ諦めず、カイロのスーダン大使館で再チャレンジします!笑

※2014/9/12追記
その後、カイロのスーダン大使館でスーダンビザをゲットしました☆
その時の記事はカイロ|スーダン大使館とエチオピア大使館の行き方をどうぞ

スーダン行きバスチケットの購入。・・の付き添い。

大使に言われた通りアスワン駅に行ってみた。けど聞いたようなチケットオフィスは見当たらない。するとおっさんが話掛けてきた。

おっさん「どこ行くんだ?カイロか?!」

僕「違う、スーダンだ!」

おっさん「OKこっちに来い!」

僕ら「違う!チケットオフィスに行きたいんだ!」

おっさん「俺がチケットオフィスだ!」

僕ら「いや~何言ってんだコイツ。完全に怪しいでしょ」

と話し合い自分たちで探そうとする。しかしおっさんは必至に説得する。チケットを見せたり、オフィスはここだ!とか言いながら。

結果、駅前に置かれた机とパラソルのこれが正規のオフィスみたいですw右側に立ってるのがおっさん。左側の兄ちゃんと子供は多分ただの暇人。

アスワン駅

 

出発は金曜日以外の毎朝5時。

船が到着する「ワジ•ハルファ」まで所要5時間200ポンド(約2900円)

スーダンの首都の「ハルツーム」まで所要17時間500ポンド(約7200円)

交渉した結果、ワジ•ハルファまで180ポンド、ハルツームまで420ポンドで良いという話になった。

僕はこのおっさんからカイロ行きのチケットを購入。言い値110ポンド、交渉後100ポンド。来る時にカイロからルクソールまでで100ポンドだった事を考えれば安い!ありがとうおっさん!

 

さー本当にバスでスーダンまで行けるのか?!後日このブログで結果を書きたいと思います☆

※2014/9/12追記 無事スーダンのハルツームまで行けたそうです。

 

そして僕はこれから2時間後の深夜3時、アスワンの最後の目的「3、アブシンベル神殿に行く」のアブシンベル神殿に向けて出発です。

今後の予定など含め次の記事に書きたいと思います☆

合わせてこちらの記事もどうぞ↓
【旅の豆知識】これでもう迷わない!Google Mapをオフラインで使う方法。

9月3日から9月4日の出費

2014/9/3
朝食 10
電車(ルクソール→アスワン) 44
宿(ヌルハンホテル) 30
ミニバス 1.5
ミニバス 1
フライドフィッシュセット、コーラ 20
コーラ 3.5
シシケバブセット、コーラ 35
合計 145

2014/9/4
宿(ヌルハンホテル) 30
ミニバス 1
コーラ 3
ミニバス 1
クウォーターチキンセット 14
コーラ 3
水1.5ℓ 3
バス(アスワン→カイロ) 100
アブシンベル神殿往復ツアー 110
合計 265

 




LINE@でブログの更新情報を受け取れます↓

友だち追加

 

 

スポンサーリンク

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


スポンサーリンク

このブログを書いている人

名前:根本大樹
誕生日:1982年3月6日(34歳)
血液型:O型
出身地:神奈川県横浜市
居住地:東京都渋谷区恵比寿
訪問国数:80カ国



世界一周ルート


より大きな地図で 世界一周ルート を表示

YouTube


instagram

twitter

facebook page

カテゴリー

アーカイブ

ブログ村

スポンサーリンク